第7話—選択—
あれは少し前の事だ。
「父さん 瞬の病気はもう治らないんですか? 」
「そうだ。だからお前もあの患者と関わるのは止めろ。」
「どうしてっ!?父さんは一人でも多くの患者を救いたいんじゃないんですかっ!?」
「だからだ。もう治りもしない患者に手を掛けている暇があるなら、一人でも多くの治る患者に尽くす。それが一人
でも多くの患者を救うと言うことだ。 」
「それでもっ! 」
「あの患者を救いたいのならお前が自らドナーになるか!? 」
「………… 」
「それが出来ないのならもう二度とあの患者の前に姿を現すな。」
僕はもう良いと思った。
僕がドナーになって
瞬を助けられるなら
それで構わないと。
お互いが生きているのに
もう逢えなくなるよりは
僕がドナーになって
瞬がまたサッカーを続けられる体になるほうが
僕も嬉しいし
瞬の為にもなる。
だから……
もう少しだけ
もう少しだけで良いから
一緒に居させて。
そうしたら僕は
君の体の一部となって
君と共に生き続ける—
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優に何があったのかが
ついに明らかとなりました!!!
さて瞬は優のドナーを受け入れるのでしょうか!?
次回もよろしくお願いしますm(_ _)m