本日もお疲れさまでございます。
日本のころろ・文化や、お箸・風呂敷などについてお話を致しております「Les Misera Culture School~日本に息づく心配り〜」代表・講師の浅海です。
昨日、とあるオンライン会合に参加した際、とても素敵なエピソードを伺いました。
なんと、風呂敷を机に敷くことが、都内のある小学校でコロナ対策として行われているとのこと! 

風呂敷は毎日持ち帰り、翌日には洗濯済みのキレイな風呂敷を持ってくるようにと指導をされているそうです。
そして、お子さんは「みんながいろいろな風呂敷を持ってきて敷いているから、教室が華やかになってるよ



」というようなことを仰っているとのこと。





なんと嬉しい





風呂敷を、活用しようとお思いくださったことが嬉しい

(先生方、ありがとうございます!)
風呂敷を、身体を守ることに役立ててくださっていることが嬉しい

(風呂敷よ、子どもたちを守ってね。)
風呂敷が、お教室を彩っていることが嬉しい

(子どもたちの心が少しでもウキウキしたら良いな。)
風呂敷が、生徒さんの心をも潤しているだろうことが嬉しい

(風呂敷の柔らかな肌触りが子どもたちの心に届きますように。)
風呂敷は柔らかなその肌触りから、心に温もりを与えてくれます。
指先から伝わるこの温もりは、ビニールなどからは得られません。
そして、風呂敷は、きれいな色・柄のものが多く、目に華やかです。
綺麗なもの、華やかなものを見ながら、心を苛立たせるのは至難の業。
視覚情報は、とても大切な情報なのです。
風呂敷が、「目隠し」や「汚れ除け」などになることは、以前のブログ 『防災グッズ必需品なのだ!(https://www.kokoro-kubari.com/blog-170901/)』などでもご紹介した通り。
実際に活用くださっているというお話は、ただただ「風呂敷の良さに触れていただきたい!」と伝承活動をしている私にとって、本当に、本当に嬉しいものです

きっと初めて「風呂敷」に触れた子も多いはず。
これをきっかけに、「結ぶ」ことと「包む」ことの大切さも知ってくれたら嬉しいな。
色々な活用をしてくれたら嬉しいな。
・『結』 https://www.kokoro-kubari.com/blog-170830/
これからも風呂敷が、ひとりでも多くの人のお役に立ちますように

※写真はフランス・コルマールで風呂敷の展示&実演&体験指導をした際のブースの一コマ。四角い箱を50cm四方の金巾風呂敷で包み、テーブルには5枚ほどの風呂敷を重ね敷きしました。写真でも4枚の風呂敷が重なって敷いてあることが分かりますね。単純に「敷く」といっても、ただ一枚を広げるだけではなく、こんな風にアレンジしても楽しめます(*^^*)