日本のころろ文化についてお話を致しております「日本に息づく心配り〜Le point de vue de Les Misera〜」の浅海です。
今日、スマートレター便が届きました。
中を開けてみると・・・
品物が和紙で包まれ、赤い紙で結ばれていました
しかもメッセージが添えられた、モダンな絵が描かれたハガキと一緒に
近年届くものと言えば、書類は大抵ビジネス的なクリアファイルに挟まれていますし、小さな品物は透明なビニール袋などに入れられていることがほとんどですよね。
でもこんなご時世でも、私は和紙を手にすることが多い方だと思います。
仕事柄でしょうか。
今回のように、和紙で包んだ品物を頂戴したり、和紙に書かれたお手紙を頂戴したり...。
現代の生活において汎用されていない和紙は、どうしても“高価”な気がして手が出なかったのですが、今では私も常に和紙を手元に置いています。
先日もお便りに添えた写真を和紙で包んで送りました
お手紙でもラッピングでも、和紙は手にした時に温度を感じます。
和紙にはぬくもりがあるのです
そしてそのぬくもりは、送り主からのメッセージ(気持ち)だと感じ取れます(*´꒳`*)
和紙は布でいう絹と似ていますよね。
絹もぬくもりを感じます。
持っているだけで手が温かくなりまし、でも、さらっとしていて、べとつくことはありません。
ちなみに、ポリエステルなどの繊維は反対にひんやりしてくるものです。
大切な品は絹地の風呂敷で包みますよね

メールや電話にはない、ぬくもりを伝えられるという良さが、和紙にも絹地にもあります。
私たちは天然の素材を用いることで、先方に心のぬくもりを届けることができるのです。
私たちはとても素敵な文化をもっていますよね