日本の精神文化についてお話を致しております「日本に息づく心配り〜Les point de vue de Les Misera〜」の浅海です。
先週末は、 眞子さまと小室圭さんのご婚約内定、 TAKAHIROくんと武井咲ちゃんの入籍&オメデタ報告、 長友佑都・愛梨ご夫婦の妊娠報告・・・と、本当に日本中が明るくなるようなおめでたい話題であふれた週末でしたね
今日はその中から、 眞子さまと小室圭さんのご婚約内定を拝見していて思ったことをテーマに記したく存じます
一番に思ったこと。
それは、耳にする日本語がどれも美しく、心地良い言葉であったということです。
-難しゅうございますが...
そう笑顔で口にされた眞子さまはとても眩しく、品位がありながらも愛らしい女性として映り、
-ご質問に移らせていただきます
そう仕切った記者さんの言葉遣いに“宮家ご会見”という会見の格を感じました。
日頃皆さんは「ご質問に移らさせていただきます」と仰っていませんか
そうなのです。
それは本来の日本語の活用ではないのです
マナー講座、特に“言葉”をテーマに扱う講座の際には、私も言葉には特に気をつけて教鞭をとるのですが、
-浅海さんの講座は、聞いていて心地良いです。
有難いことに、そう仰っていただくことがしばしばございます。
美しい日本語って...心地良いんだ...
初めの頃はこの“心地良い”という単語がとても新鮮でしたが、皇室の方々の会見を拝見、拝聴したり、礼法仲間と接する度に、心に深く響くようになりました。
個人的には、フランス語の流れるような響きも大好きですが、日本語の響きには、他の言語にはない、耳ざわりの良さがあります
耳ざわりが良く、心地良い言語。
つまり口にするだけで、周りの人の心を和やかにできる言語なのだと思うと、誇らしい気持ちになりますし、その和やかな心には争いや妬む心などは相いれないことから、社会の平和にも繋がるはずであるとも思っております。
日本語は、お相手を慮って使う言語でもありますから
この特色を褪せさせることなく、いつまでも使い続け、そして広めていきたいものです。
皆さんはいかがお感じになりましたか
ちなみに・・・
皇室の方の会見は、言葉の他、その振舞もとても勉強になります。
今回私はYoutubeで拝見した限りなのですが、眞子様が椅子から立ち上がり、部屋の外へ出るまでの所作は、本当に美しく、自然で、大変気持ちの良いものでした
(この“椅子の掛け方、立ち上がり方”などは、今月開催のSpecial Lecture「大人の立居振舞い~ビジネスマナー~」でも取り上げます。
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機会がございましたら、ぜひ一度、気にしながら視聴してみてください