皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

昨日、買い物に行ったときに

素敵なやり取りを見ましたウインク

 

お母さんに買い物を頼まれて

スーパーに買い物に来た女の子

店員のお姉さんのやり取りです。

 

私が野菜売り場で見ていると

女の子が店員さんと一緒に

売り場にきました。

どうやらその子、お母さんに

“もやし”を買ってきて

と頼まれた様子。

手にした紙をギュっとしています。

店員のお姉さんが

「ほんとだ、無いね💦

ごめんなさい、売り切れてちゃったみたい」

と伝えています。

もやしが売り切れていたのです。

 

困った女の子。

「どうしよう・・ママにもやし買ってきて

って頼まれたのに・・」

と泣きそうです。

 

すると店員のお姉さん

「こちらはどうですか?」

と野菜ミックスの袋を女の子に見せています。

「これね、もやしの他に人参とかキャベツも

入っているんだけど、たくさんもやしが

入っているの。これはどうかな~?」

すると女の子

「もやしだけのがいい」

と返しています。

「そうだよね・・もやしだけのが良かったよね。

でも、売り切れちゃってもうないんだ。

これだったら、もやしを使いたいならここから

もやしだけ使うことも出来るし

野菜炒めとかだったら他のお野菜も

入っているからお母さん助かるかも

しれないよ?どうかな?

このもやしが〇円でこっちが少し高くて△円

だけど・・」

と伝えたのです。

すると女の子は少し考えた後

元気な声になって

「これにする!」

と言ってお野菜炒めミックスの袋を

かごに入れていました。

 

・・というここまでの流れ。

きっと、いろいろなご意見を

持つ方がいらっしゃるでしょう。

 

もやし・・と言われているのだから

無かったら「ない」で仕方ない。

母親にないと伝えればいいのではないか。

 

もやし1袋の値段より高くなってしまい

大丈夫なのか。

その判断を子どもにさせるのか・・

 

など、など・・・。。

 

でも、その場にいた私が感じたことは

店員のお姉さんが女の子の

・買い物を成功させたい

・ママの希望の物を買って行ってあげたい

という気持ちに寄り添う

とても優しいやり取りだったな

と思いました。

 

買い物にきた女の子は

“無いからお店の人に聞いてみよう”

という判断ができる子です。

きっと頭の中で

野菜ミックスの袋とママの顔を思い浮かべ

ながら必死に考えたと思います。

 

プラスなこと・マイナスなこと

どちらもきちんと伝え

最終的に決めるのは

その子自身。。

という流れが素晴らしいと思いました。

 

女の子がお家に帰ったとき

最初に野菜ミックスの袋を見て

“あれ?”って思うであろうママに

しっかり説明することが出来ますよね。

 

きっとママも

自分で判断して出した行動を

褒めてくれるはずです。

 

自主性や自立性を育てたい。

でも、常に親が一緒に居るわけではない。

地域で、このように接してくれる大人が

いるというのはとても心強いな

と思ったのでしたキラキラ