皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

皆様は

大和言葉というコトバ

聞いたことはありますか?

 

大和言葉とは

昔から日本で使われてきた言葉

今は外国からの言葉が

混ざっていたり

流行りの言葉

省略した言葉

を使うことについ目が向いて

しまいませんか?

 

私もつい

「今流行っている言葉は何だろう?」

「知らないと遅れている人と思われ

恥ずかしいのではないか?」

等と思い

一生懸命情報番組をチェックしたり

雑誌やニュースで今を知ったり

しようとしますが

本当に回転の速い事!!!

 

ついこの間まではやっていた言葉や

物が、もう今では古い。

そんなのに振り回され

言う言葉、使う言葉にも

ためらいが出そうなとき

一緒にお茶をした女性の

発する言葉にとても心地よさを

感じたのです。

「今年の寒さは一入(ひとしお)ですね」

ああ、なんて耳障りよく

相手を思いやって

返事のしやすい言葉か。

「本当ですね、とても寒いです。」

とお返事しましたが

一入という言葉がすんなり出てくる

その女性をとても素敵だと思いました。

「もう、メッチャ寒いよね!!」

とか

「この寒さ、有りえないよね」

という言い方でも

寒い気持ちは伝わりますが

一入(ひとしお)、の言葉だけで

きんと冷えた空気の冷たさまで

感じられるような言葉。

流行に左右されない言葉。

もっと大和言葉を使って行きたい

と思いました。

 

お友達とのお付き合いだけでなく

お仕事でお断りしたり

こちらのミスをお詫びするとき。

お客様対応や電話対応・・など

会社の業務で

端的に言うことが多い内容も

大和言葉で言うことで

気持ちが伝わりやすくなることも

あるのではないでしょうか。

 

例えば書類に目を通して欲しいとき。

「お暇になったタイミングでいいので

こちらの書類お願いできますか?」

なんて言ったら

“暇な時間なんてありません”

と思われかねません。

「お手すきの時でかまいませんので」

言うと意味は変わらないのに

柔らかく伝わりませんか?

 

大和言葉、見直してみませんか?