皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

最近、テレビやネットで

アンコンシャス・バイアス

(無意識の偏見)

という言葉を

耳にしたり目にしたりすること

ありませんか?

 

もちろん、初めて知った

という方もいらっしゃるでしょう。

 

何か・・というと、

人が持っている無意識の決めつけ

に気をつけようね。

 

人はみんな意識していないのに

私はみんなを平等に見てる

正しく見てるって思っても実は

相手に対し偏見があることがあるよ。

無意識に・・だから

自分で気づくのは相当難しい。

 

こんな人だろうって

決めつけてしまう癖がある。

だから気を付けようね。

 

という言葉です。

 

アンコンシャス=無意識

バイアス=斜めとか先入観・偏見

という意味があります。

 

例えば社長・幼稚園の先生ときいて

どんな姿がパッと頭に

思い浮かびますか?

 

社長の絵を描いて

幼稚園の先生を描いてみよう

そういわれたらどんな絵を描きますか?

 

社長といえば

=スーツを着た年配の男性?

幼稚園の先生といえば

=若いエプロンを着た女性の先生?

 

でも今は女性で学生で社長業を

している方もいるし

男性で幼稚園の先生をしている方も

いらっしゃる。

 

そうなったときに

自分のイメージと直接お会いした相手が

異なったときに、受け入れるのに

時間がかかりませんか?

 

今は年齢・性別関係なく受け入れましょう

と言われてきて、少しずつ皆さんが

多様性を受け入れ始めたところ。

まだまだ固定観念や

イメージにとらわれるところが

ありませんか。

 

大事なことは一人一人をよく見て

その枠に必ずしもみんな収まらなくていい

ということを知識として知っておきましょう

というのが

アンコンシャス・バイアスです。

 

私がパパ・ママにお伝えしたいと

思うことがあります。

 

パパ・ママってこういうイメージだから

そういう風に世間のパパ・ママ像に

近づいていかないといけないよね。

 

って思ったり

 

ママって・・こうじゃなきゃいけないかな

それができない私は

みんなと同じように考えられない

違う考えの私は

ママって言えないんじゃないかな。

 

なんて思うと、

 

子どもに対しても辛くなって意味もなく

「こんなママでごめんね」

なんて思っちゃう日、ありませんか。

 

私はありました。

 

仕事で疲れて

もうご飯作る気力も体力もない

でも食べさせなきゃ。

とりあえず好きなレトルトカレー選んで!

野菜は野菜ジュースでいいね!

と子どもに与えた時

ごめんねこんな手料理一つもないご飯で。

ママってあったかい手料理を作るものだよね。

と思ったことがありました。

 

仕事を必死に終わらせて

お迎え時間に間に合うように走って

ご飯はレトルト・・

いいんだろうか、これ。

って思いました。

 

自分で作り上げた理想像に

自分が縛られて動けなくなったりしました。

実は自分を理想像で縛ってしまうと

子どもや他人にも

そうしてしまいがちです。

 

そしてこの他人を自分の理想像で縛る

というのは

アンコンシャス・バイアス

無意識の偏見に繋がります。

 

子どもって・・

こういうものじゃないの?

 

というイメージや他人との比較で

自分の子が少しでも違うと

辛くなったり心配になったり

そういう時ってありませんか?

 

そんなときも

あ~・・これは私の

アンコンシャス・バイスだわ。

無意識に偏見を持ってるね。

この子はこの子。

さて、これはいったいどういうことかな?

と腰を据えて

その子自身の発している

無意識の声・意見に

耳を傾けていけるようにしたいですね。

 

一人一人違う

ということに慣れること。

そのたった一人の人に対し

感心を向けて知ろうとする姿勢

これが大切ですよね!

皆さんの色眼鏡を是非外して

そのままの目の前の相手を

見てみましょう照れ

 

自分も・・そうやって

私という個人に感心や

目を向けてくれたら嬉しいと

思いませんか?