小学校受験、幼稚園受験では、願書を提出いたしますが、文は人なり。

「文章は、書き手の考えや性格を表す」「文章を見れば、書き手の人となりがわかる」

 

人の人格も伝えてしまうという文章、教育のプロである先生方に、熱意と共にしっかりとしたご家庭だという印象をもたれる文章にしたいものです。

 

今回は、皆さまの願書を見ているとよくある間違いやすいポイントをご紹介します。

 

【言葉・意味の重複ミスに注意】

文章を書くときには言葉の重複に注意しましょう。

 

①「の」や「が」が何度も繰り返すだけで、主語と述語の関係があいまいになります。

 

例えば、家庭における教育について書く際、

「挨拶や約束を守ることは人と人と繋がり第一歩だと考え、親が・・・・」

 

↓   ※「の」を続けると意味があいまいになるので

 

「挨拶や約束を守ることは良い人間関係をつくる第一歩だと考え、親が・・・」

 

②同じ漢字や同じ言葉を繰り返さないように気をつけましょう。

一つの文章になんども同じ言葉が出てくると読み手は「くどい」と感じてしまいます。言葉を変えるとスッキリします。

 

例えば、志望動機について書く際、

「御校の校則のもと、祈りある環境で過ごすことで、神様にいただいた自分の能力に気づかされ、その能力に感謝し、自分らしさを大切にできるものと考えております。」

 

↓   ※同じ漢字、言葉を繰り返さないように

 

「御校の校則のもと、祈りある環境で過ごすことで、神様にいただいた自分の能力に気づかされ、そのに感謝し、自分らしさを大切にできるものと考えております。」

 

願書は、提出時、すでにご家庭の第一印象を伝えてしまいます。

文字だけで伝える手段また会話と違い、記録として残るのものゆえに、きめ細かな部分まで留意し書くことが大切です。

 

小学校受験面接、幼稚園受験面接マナー教室では、願書指導も行なっております。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

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