大西製作所のセルロイド軸万年筆です。
作っているのは大阪の大西製作所です。
カトウセイサクショより引き継がれ1本1本手作りされています。
もうこの軸の色味が本当に素晴らしい。
スペック
- ペン先:スチール シュミット社イリジウムペン先
- 機構:カートリッジ・コンバーター両用式(付属)
- キャップ嵌合:ねじ式
- 軸:セルロイド
- 長:約140mm(収納時)/約159mm(筆記時)
- 最大軸太:約12.5mmφ キャップ径:約15mmφ
- 重さ:約22g
- 価格:¥17,600 (税込)
手に持った時の質感
手に持つと、いつも手にしている樹脂の軸と手触りが全然違うことに気付く。
例えばPilotのCustom 743とか、sailorのプロフェッショナルギアと比べると
樹脂の軸は少し引っ掛かりがあり、セルロイド軸はツルツルしています。
滑りが良いと言えばいいのか、なんというか引っ掛かからない印象です。(語彙力)
この軸の色味と質感だけでも所有欲を満たしてくれる1本です。
鉄ペンの硬さはあるもののしっかりした書き味
ペン先は、鉄ペンの硬さこそありますが快適なインクフローですらすら書けます。
速記しても全然問題なし。紙の質感が返ってくる書き味と言えます。
決してガリガリではないです。
細字とは言え、国産の中字ぐらいに相当します。
個人的に手帳などの細かい字を書くには
あまり好ましくない印象かな。
もう一つ気になる点は、ペン先のサイズです。
個人的にはもう少し大きいペン先の方が好み…。
まとめ
手作りの良さを感じながら大切にしたくなる1本
1本目に買うも良し、樹脂の次の1本にするも良し、1本1本手作りの
よくできた万年筆です。軸の美しさ、セルロイド素材に目が行きがちですが
バランスの取れた書き味、軸の膨らみ方など書き手のことを考えて
作られていると思いながら楽しめる1本だと思います。
独断による総合評価
- 書き味※:6/10
- 美軸度:7/10
- スペシャル性(限定etc): 6/10
※ニブ、軸太さ、バランス、重さetc
算出方式: (1×5) + (2×4) + (3×1) =64点
総合評価:64点
セルロイドのお買い求めはお早めに
ネットの噂ではもうセルロイドの材料がないそうで製作していないとのことです。その真相やいかに。
ただ、他の素材(アセテートやアクリル)軸の万年筆はあります。ペンハウスさんのpentシリーズの中にも大西製作所のものがあり、大変気になるものばかり。
今回ご紹介したウッドラインもまだ入手可能です。
こちらは大西製作所のセルロイドシリーズ。
さぁあなたも万年筆沼へようこそ。


