2005年7月14日~16日 西表島の旅
7月15日(金)の足跡
●朝3時起床。早朝カヌーツアー(AM4:45~AM11:45)
●昼食 星砂海岸 ペンション星の砂レストラン
●夕食 ホテルにて
予定を何も把握してない旦那はわけがわからないまま朝3時半にたたき起こされ、車に乗せられ、時速80キロで進む。西表島では海岸線を沿って県道が1本ある。しかし1周していなくて途中で切れている。今日の集合地は宿泊地と正反対にあり、普通だったら車で1.5~2時間かかるところを1時間で到着。4時45分、まだ外は真っ暗。西表は日が昇るのが遅い。意外と西表島は広いのだ。
カヌーを浮かべ暗闇の海を漕ぎ出す。
今日は朝日が昇ると同時に花が落ちてしまうという、「さがりばな」をカヌーで見に行くのだ。
暗闇の海をこぐのはなんとなく怖い。カナヅチの旦那は押し黙ってる。
海が深いのか、浅いのか、何がいるのかもわからない。
パドルで水面をかくと、きらきら海の中が光る。夜光虫がいるらしい。
白浜港から仲良川をさかのぼって上流へ。
30分ほど必死で漕いでいるとだんだん周囲が明るくなってきた。
【仲良川】
静かで幻想的で日本にいるのが信じられない気がする。
さがりばな、は何とも甘い匂いのする花で夜が明けると花がぽとりと落ちてしまう。
【さがりばな】
落ちた花が夜明けの川をぷかぷかと灯篭流しのように流れていく。
自分がどこにいるのかわからなくなってしまうような、不思議な空気に包まれている。
カヌーを途中で係留し、ジャングルの中を歩く。ここはジャングル。日本じゃない。ほんとにジャングルだもん。シダ植物が本州のものより妙にでかいし、恐竜がいてもおかしくないような、うろこ模様のシダ植物がワサワサ。
道なき道を進んでいくと川のせせらぎが大きく聞こえ、ぱっと目前が開くと滝が。わーい、と滝つぼに飛び込んで童心にかえる。普段仕事に追われて眉間にしわを寄せてるカナヅチの旦那様がびびりながらもはしゃいでた。
ここでちょっとブランチタイム、即席で作ってもらったソーキそばとパイナップルを食べた。こんなに運動したことも久しぶりだからとても美味しく感じる。
お昼前には白浜港に戻り、カヌー終了。出発前に真っ暗だった港は目をさすほどに真っ青。
【白浜港】
お昼は美しい星砂海岸が見渡せるペンション星の砂レストランへ。
旦那が食べているのはエビフライカレー。
その後、西表島温泉
でお風呂に入りちょっと休憩したあと、ドライブしながらホテルへ。途中こんな風景に出会ったり。
【マングローブ】
【川に進出するマングローブ】
夕食はホテルで夕日を眺めながら。ゆっくりビールを飲み食事を取って、本当に贅沢な時間。
【メニュー:確かこれで2500円】

【牛ヒレ:石垣牛だね】
このとき私たちは台風5号がすぐそこまで迫っていることに何も気がついていなかったのだ。












