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.    「漏れるのでは」「引かれるかな」と
     友達にも全部は言えなかったことを
     どこかに記録しておきたくて、書きます。

19歳のとき知り合った雪子さん。
9歳上のピアニスト。

僕の考え方にかなり影響を与えてくれた人の一人です。



出会いは、小さなホールでした。
高校時代の音楽の先生がフリーのピアニストになりました。
その現場手伝いに行ったときに仲良くなったのが始めです。


彼女の外見は、
ボーッとした控えめそうな人です。
そして、しゃべるのが嘘みたいにゆ~っくり。

彼女のルーツ、
かなりの資産家の家に生まれた人です。
出会う少し前までは8年間イタリアに住んでいました。
イタリアでは、かなり男性と遊んでいたそうです。


彼女にはお付き合いしている男性(日本人)がいましたが、僕とは内緒でたまに会ってくれていました。
彼のいない日には、二人が同棲している部屋に泊まったりも。


要は、僕は浮気相手だったわけです。





彼女には、
女性との接し方をたくさん教わりました。

「こういう所に気付いてあげるんだよ」
「こういうのはまず嘘だから」
「エッチのときには、」
「女の子同士の会話ってね、」
などなど。


劇場関係の仕事をしたかったこともあり、イタリアの就職先も紹介してもらったり(行きませんでしたが)、色々な面倒を見てくれました。





ある日、彼女の部屋に泊まりに行ったとき、
「会うのは今日で最後にしよ」
と言われました。

結婚が決まったんです。
仕方ないですよね。
元々ただの浮気相手だし。


結婚式の場所と日取りは聞いていました(呼ばれたわけでは無いです)。

迷ったのですが、その式場の神社へ行ってみました。
ちなみに出会ってから2年経ってます。
行くとちょうど式が終わり、大量のハイヤーが道に列をなしていました。

彼女の姿は見つからず。


やるせなーい気持ちだけ抱えて帰りました。
「切ない」って、こういうことかなと感じたときでした。





少し前に、縁あって一度だけ会いましたが、変わりない彼女になんだかホッとしました。



そう、つい最近
「彼女の教育が生きてるなー」
と感じたことが。


今、一番なんでも話せる女友達に、翔子ちゃんと言う子がいます。
ある飲み会で僕が女の子と話していると翔子ちゃんが割り込んできて、
「この人(僕)には気を付けてね。初対面の人のネイルを誉めてくる人だから。」

なるほど言われてみると、僕はそういう様なことを日常的にしていました。
(ちなみに僕は全くかっこよくも無ければモテモテ君でもありません)

彼女の教育が生きてるな~、と感じた瞬間でした。




ちなみに、僕のケータイアドレスは、19歳からずーっとイタリア語です。



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