違う世界を見てみたかった

ドラマや映画、歌詞に出てくるような世界に飛び込んでみたかったんだと思う。

小学生からなんとなく始めたバスケットボール。

本当は吹奏楽がやりたくて、どうしてもやりたくて

おばあちゃんを味方につけ、親に説得した。

でも、お金がかかるから。と理由で猛反対され、

なぜかバスケになった。結局8年続けた。


高校時代は周りなんて見えなくて

ただ生きるのに必死だったから


将来のことなんてこれっぽっちも考えてなかった


もっと自分と向き合う時間とか、未来とか、夢とか。もっともっと知って、考えるべきだったなって後悔している。

だからなんとなく短大に言った

なんとなく2年続けた

私は高卒で働くって親に言ったけど

それはなぜか猛反対()


コロナ直撃で思い出なんて何一つないけど

大切なお友達とか、今でも東京で会いにきてくれる

学校の先生に出会えたことは大きいなと思う。

あとは最高のバイト先で無償の愛はこういうことなんだ…って身をもって経験できたこと。

今もマスターからの電話のメッセージは消さないでずっと残してある。元気ない時にそのメッセージ聞くと、泣いちゃうから、心の状態がいい時に聞いてる。その方がマスターも喜ぶと思うからね😃


卒業して、あれよあれよと東京に出ました。

とか言って,最初は東京は怖い街。恐ろしい街。と教え込まれていたので、埼玉を希望した。


東京よりの埼玉にしてください!!!


と言い続けてたら勤務先が2駅先はもう東京という好立地の素晴らしい職場に配属された。


不満も、全くなくて、ただただ日々が流れていった

でも、私の職場はコロナの影響もあり、あまり話をしてはいけなくて、それだけは本当にきつかった。


職場の数人としか話さない毎日に私は限界を迎えた。


このままじゃだめだ!もっと私は多くの人間からいろんなお話を聞きたい!!いろんな世界を知りたい!!


と思い、毎朝5時から働いて,14時に終わって

そのまま埼京線に飛び乗って、中央線に揺られて

とある大学のアコースティックサークルに通っていた。そこでギターに出会った。ほぼ毎日通った。

あの頃のエネルギーは今の私でもびっくりしている。



ギターなんてなにも知らなかったけど、なぜかどハマりした。本当に今でも不思議だけどね。


サークルの子達が私に聴いてほしい

アーティストを2人教えてきた。

死ぬほど聴いた。

死ぬほどその2人のアーティストを聴いた。

耳が引きちぎれるぐらい聴いた。


今まで私は有名な曲

いわゆるメジャーな曲ばかり聴いていたけど

その時に音楽の世界が一気に広がった気がしたなあ。


永遠にアパートで流してた。

好きすぎてアラームにもした。

友達が来るたびに流してるから、友達にも

ずっと流れすぎてて飽きる。

と言われたぐらい。それくらい聴いてた。



あれよあれよあれよという前に

いろんな出会いがあり、

ギターもっと練習して、上手くなりたい

って思った。


貯金しなきゃ、東京で生き抜くには。

死ぬほど働いた。もうこれでいいだろう。と思って


音楽の時間と両立できそうなところを探して

応募した。


研修中 レジをしていたら

見覚えのある人が来た。


絶対に今でも忘れない。

鳥肌がたった。やばかったなあ。(語彙力)


前述している、

死ぬほど聴いた方が現れたのだ。

流石にびっくりして、こんな奇跡あるのかよ!?

って。


次の日もまた次の日も来た

そのままだった。そのままの人。

おとなしくて、優しくて、静かな人。


正直声をかけるか本当に迷ったんだけど

声をかけて、来なくなったらどうしよう…とか

色々ぐるぐるぐるぐる考えて、声をかけないでおこう。。って思った。


でももう興奮して寝れない!寝れないくらい嬉しいこと。どうしようどうしよう。

手が震えて声が震えて

もうどうしようもないくらいのこと。


将来、

人生で心臓がとんでもなく飛び上がるくらいの経験はある?と言われたら、迷いなくこれを挙げるだろう。



レジに立っていたらまた現れた…

声をかけた。


『ずっと好きです。私は〇〇さんみたいなアーティストになりたいです。ずっと憧れです。』


と声をかけた。

めちゃくちゃびっくりされた。

もうその時のことなんて鮮明に覚えてないけど。


まっすぐな目で、優しい目で、

耳を傾けて聞いてくれた。

『ありがとうございます。音楽、やられてるんですか?』ってとんでもなく優しく、ゆっくりとした口調でね。


私がずっとずっと聴いてきた人。

ずっーーーと画面で見てきた人。


あぁこの人は本物だ。

私がずっと憧れだった人。



もう私は半分泣いていた。嬉しくてね。



その方は毎朝9時くらいにきて、

ずっと音楽をやっている。ずっとずっと。

ひたすらに。1人で。ひたすらに。

その姿をみてなにかがプツンと切れた。



なんとなくダラダラ続けていた人間関係も

嫌われないようにと自分を犠牲にしてたのも

全部全部違うなって思った。



でも人間って愚かな生き物で、

たまに誘惑とか。寂しさとか。孤独とかで

押しつぶされそうになるの。

でも、

私はこの時の頭をハンマーで殴られたような感覚を思い出して、今は生活をしているんだ。



東京にきてから、

今まで絡んでいた真逆の性格の人たちと出会うことが多い。


うぇーーーーい↑↑みたいなテンションも

私は別に嫌いではないし、

そのような友達ももちろんいるし、

私もそっち側だったと思う。


でも、私は

まっすぐに向き合ってくれて

静かに相手の話を聞いてくれて

自分の意見を持つ人たち。


そんな人達に今は囲まれている気がする。


そしてやっぱり人は似た者同士が惹かれあって

生存していくと思う。そして環境が影響してるなって。


私が正解なんてわからないし、

不正解かもしれないけど、

それは他人が決めることではないし、

私が決めること。


Instagramの世界じゃわからないことなんて

死ぬほどあるんだよ。