『問題解決能力』が求められる今日この頃。
今回はF1レーサーが行っている問題解決の秘訣をご紹介します!
この問題解決の秘訣は、様々なシーンで応用できるでしょう。
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urv / Pixabay[/caption]
時速300km以上の速度でレースに挑むF1レーサーは、常に危険と背中合わせです。
レースの途中にコースから外れてしまい、壁にぶつかってしまうこともあります。
そういった命の危険が迫るほどの問題が起こった時に、F1レーサーが心がけていることがあります。
それは、行先を見つめることです。
どれだけ壁に迫っていても、問題(壁)には目を向けることはありません。
人間の脳には”指向性”があります。
注意を向けた方向に進んでしまうという性質です。
例えば、子どもが自転車に乗る練習をしているときに、目の前に大きな石があった場合、子どもはその石を見つめてしまいます。
「ぶつかったら危ない」と思いながらも、その石に意識を取られて、見事にぶつかってしまうのです。
『問題』にフォーカスすればするほど、物事は悪い方向に進んでしまいます。
この人間の脳の仕組みを経験則として理解しているため、F1レーサーはどれだけ危機が迫っていても、たどり着きたい行先から目線をそらしません。
実際、私の友人に、全日本選手権で活躍した元バイクレーサーがいるのですが、彼もこの脳の指向性を利用して、九死に一生を経験した一人です。
彼はバイクレースの大会で、200km以上のスピードでカーブを曲がるときに、バイクのブレーキが故障するという事故に遭遇しました。
ブレーキが効かなければ、カーブを曲がり切れずに、コースから外れてしまいます。
彼はその瞬間に、死を覚悟したそうです。
しかし、どうせ死ぬのであれば、できることはすべてやってみようと、彼は考えました。
そして、たどり着きたい行先を見つめ、全力でカーブしたそうです。
その結果、コースアウトをぎりぎりのところで防ぎ、見事に生還しました。
このように、問題解決の秘訣は、「問題を見ないこと」です。
しかし、問題から目をそらし、逃げていてはいけません。
重要なのは、「問題から目をそらし、たどり着きたい行先を見つめること」です。
問題を指摘することは簡単ですが、その問題を超えて、たどり着きたい行先のビジョンを示すことができる人こそが、『問題解決能力』の高い人だと言えるでしょう。
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