『どろろ』
(2007年公開)

『鉄腕アトム』や『ブラックジャック』等の人気作を世に送り出した、漫画の神様こと《手塚治虫》の隠れた名作であり、そのあまりにも異質で壮大な世界観故に【映像化不可能】と云われてきた異色作『どろろ』を、監督《塩田明彦》が実写映画化。

魔物に奪われた身体の部位【48ヶ所】を取り戻す闘いに身を投じる青年・百鬼丸を俳優《妻夫木聡》が演じ、鬼気迫る壮絶な剣戟アクションを披露。そんな百鬼丸と出逢い、共に旅をする血気盛んな野盗・どろろを《柴崎コウ》が熱演。二人の息のあったコンビネーションが垣間見えるアクションシーンもさることながら、過酷な運命と向き合い、もがき苦しみながら生き抜く術を見出だそうとする者達の、奥深い人間ドラマも必見。

その他にも、天下統一に執念を燃やし、魔物と【禁断の契約】を交わした男・醍醐景光役に《中井貴一》、景光の息子であり、父と共に天下統一を目指す若武者・多宝丸を人気俳優の《瑛太》が演じるなど、絢爛豪華な出演陣が物語をさらに盛り上げる。主題歌はMr.Childrenが歌う『フェイク』。一度聴いたら癖になること必至。

物語の舞台を【戦国時代】から【いつでもない時代】に置き換え、幻想的かつ壮絶な戦乱世界を生き抜いていく百鬼丸とどろろ。すべての部位を取り戻し、闘い終えたその先で、二人を待つものは・・・是非、ご覧下さい!


☆ちなみに・・・☆

続編を作りたかったのか、本作では物語は完結しません。原作漫画の実写作品としては良く出来ていただけに、ちょっと残念・・・というのが正直な感想でした。

※PS2から出たゲーム版の『どろろ』では【オリジナルの結末】が用意されていて、見事に完結しています。宜しければそちらもプレイしてみては?( ^∀^)/