ある朝、私はいつものように息子を起こそうと声をかけました。

すると、息子はパニックを起こし「うしろから声が聞こえる!」と泣き出したのです。


息子は吃音があるため、スムーズに話せないこともあり、その事でクラスメイトから、指摘されたり、いじめられていたかと思うので、

学校で、とても嫌なことがあったのだろうと思い、すぐに担任に確認を取りました。


すると、担任の先生が言いました。

息子の5年生の教室の隣にある、特別支援教室の先生が、息子のクラスの生徒にむかって、

暴言で、怒鳴り散らしてきたのです。

たまたま、逃げ遅れ、目の前にいた息子にむかって、叱責してきたのです。


理由なき叱責をうけたのだと…


担任の先生は、ただ淡々と報告してくるだけで、支援学級の先生が、なぜ怒りだしたのか、

詳しい説明がありませんでした。


さっそく、ママ友にこの出来事をシェアしました。


ママ友も、「うちの子も家で泣いていた。」

と心配していました。

支援学級の先生の態度で、他の子供達も恐怖を感じていたようです。

息子は、急な出来事への対応がむづかしく、

パニックになったのでしょう。


この日は、精神的なものだと思いますと伝え、学校をお休みしました。


何日か経過し、担任の先生は自宅に来てくれたのですが、心の傷を癒すどころか、学校へ無理やり連れて行こうと説得を始めたのです。


嫌がる息子を羽交締めの体勢で、玄関まで引きずり出しました!



行きたく無いと、怯えて泣く息子に向かって、

「行くの?!行かないの?!」と、

大声で問いただし始めました!


息子は、恐怖と、吃音のせいで、

「い、い、い…」となって、泣くばかりでした。


その息子に向かって、担任は

「い、で止めてないで!!」と怒鳴るのです!


この理解ない態度に、私は怒りを通り越して、

呆れてしまい、「息子は、学校には行きません!」と、帰ってもらいました。

担任は、こんなに騒いで、謝りもせず帰って行きました。



私は、この日の出来事が、あまりにもショックで

6年以上経過した今でも、はっきり覚えています。


泣きじゃくる息子をなだめながら、愕然となりながらも、支援学級の先生と、担任の態度は

酷すぎる!と、この時の私は、

「何とかしなくては!」

と決意したのです!


※訪問いただき、ありがとうございます!

次回へ続く…