九州生まれ、南国育ちの僕は、木肌が白い白樺に憧れていて、、

家を建てた約10年前に、ジャクモンティーという西洋白樺を庭に植えました。

 

植える時、庭の地盤が固すぎて、植木屋さんでも掘れずに、買ったジャクモンティーを一度持ち帰られて、「植える用意が出来たらもう一度連絡して」と言われ・・・

向いのおじさんの協力のもと、庭に大量の黒土を入れて、、ようやくうちの庭に来たジャクモンティー。

 

すくすく育っていたのですが、、、、今年の冬。

こんな大雪に。

 

雪は、そのうちとけると・・・油断をしていたら、、、

雪は、とけて、結束して氷のようになるんですね。

そして、重力のまま、下に下がっていく・・・

 

かなり、持っていかれました。

雪は、悪くない。 ジャクモンティーもよく頑張った。

悔いるのは、自分の冬囲いに対する無知さ、、、です。

 

どうなるか分かりませんが・・・何もしないよりは、と思って。

 

 

完全に折れた枝達で、生活で使えるような何かを工作予定です。。

せめて、姿を変えて、生き続けてくれれば、自分も救われます。

本当に、僕(人間)は都合のいいように解釈してしまいます。ゴメン、ジャクモンティー。

 

 

 ということで、3月の歌は、『はるのうた~みんな待ってる~』

 

待つという行為は何となく、「退屈とか」、「待たせて悪い」とかそういういい印象はないのですが、、

 

実は、流れて行く時間の中では、みーんな待っている状態にいるのだ!

ということに気づきました。

 

・折れた枝で、工作出来る日を、、、待ってる。

・仕事に行けば、帰ってたべる夕ご飯を、、、

・LEDライトをつけたら、夜になるのを、、、

・映画を見れば、その先の展開、クライマックスを、、、

 

待ってる時間を楽しめれば、人生豊かになるかな。

 

 

 

 

『はるのうた~みんな待ってる~』

 

春になれば 夏が来るのを

夏が来れば 秋になるのを

秋が来れば 冬になるのを

いつも いつも 待っている

 

種を 植えれば 芽が出るのを

つぼみがつけば 花が咲くのを

花が咲けば 実がなるのを

踊りあかそう 今この時を

 

空を雲がおおいやがで そっと 雨が降る

静かに 静かに 積もる雪が 春を 誘う

 

靴ひも結べば 外に出るのを

外に出れば 走りだすのを

走り出せば 夢中に なれる

踊りあかそう 今この時を

 

お日様照れば 影を作り

空に舞う 粉雪照らす

今頃あなたは どうしてる?

足元には 気をつけて

 

西の空が 赤く染まる 空には月

静かに 静かに 積もる雪が 春を誘う

 

東の国では 夜が明けて

西の国では 陽が沈む

おはよう おやすみ 久しぶり またね

ぼくらいつでも 待っている

 

西の空が 赤く染まる 空には月

わたし あなた こども おとな みんな待ってる