きょう、FG140というYAMAHAの古いフォークギターを手に入れました。ネットで調べると、だいたい40年くらい前のもので、品番から察する通り、当時14000円で売られていたものらしく、サウンドホールからのぞくラベルの色は赤色で、通称「あかラベル」と呼ばれていたようです。

リフォーム屋さんが、お客さんの物置を整理していたら出てきたらしく、処分を任せられてうちの会社に持ってきました。しっかりとしたハードケースに入っていて、錆びきった弦を取り替えて弾いてみると、その古さからは想像もつかないような豊かな鳴り!弦を撫でるだけで、サウンドホールから音が広がっていきます。興奮気味に「これはいいギターですよ!」と、目の効く楽器屋さんに売ることをお勧めしたら、「そんなに気に入ったなら、あんたにやる」と…。

もらいました。僕はお金持ちじゃないので、中学の時に買ったモーリスのギターを今までずっとメインで使っていて、それのネックが折れてしまって、いま修理に出しているところでした。修理をやめて新しいギターを買おうか迷ったこともありますが、愛着もあって(お金はないし)直すことに。そんなさ中に手に入れた新しい(古い)ギター♪モーリスを直したことへのオマケのような、プレゼントのような。とてもうれしい気持ちです。

僕はもらいものや拾いものが好きです。何でかというと、縁を感じるからです。そして不思議と、なにか欲しいなぁと思って、でもすぐに買わないで我慢していたら手に入るんです。

テレビちょっと大きくしたいなぁと思ってたらばあちゃんがくれました。

ヘッドホンで弾ける電子ピアノが欲しいなぁと思っていたら、保育所で預かっていた子どもの親がくれました。

窓辺に置いてたノートパソコンが雨に当たって壊れてしまって、パソコン買わないとなぁと思ってたら、しょういちがくれました。(最近、やっぱり返してくれと言い出したけど)

子どもに、またがって乗れる車を買ってあげようかと考えてた矢先に、昔の大家さんがお下がりを持ってきてくれました。

バイクのヘルメット、冬ギリギリまで乗るためにあったかいやつ欲しいなぁと思ってたら、同僚がごみ捨て場からフルフェイスを拾ってきました。臭かったらやめようかと思いましたが、いい匂いだったのでかぶることにしました。

ほんと不思議ですよ、口に出さなくても思ってるだけで手に入るんです!そんな「もらいもの人生」ただいま絶好調です☆

縁なんかまさにプライスレスなもらいもの☆そこをマンモスは一番大事にしてるかもしれません。音楽の趣味も、服装のセンスも、女性の好みも、てんでバラバラのメンバーが同じ音楽をつくっていけるのは、メンバーそれぞれの縁が縁を呼んで広がっていくのを肌で感じているからです。本当にありがたいことです!