2歳の予防接種とともに行われる定期健診にて、
発達状況を見てもらう。
そこで、通常よりも発達に明らかな遅れが見られる場合、
検診を行った医師から自治体の福祉局に報告が行くことになっているそう。
それから福祉局から連絡が来たり訪問を受けたりするらしいのだけれど、
それとは別に、復健科(リハビリ科)の青少年早期療育担当医師にかかるように言われる。
病院に1人いるかいないかという、この早期療育担当医師は、基本的には療育方針を取り決める人で、
語言、職能、物理といった治療師(リハビリテーション専門職)たちとの連携をとってくれて、月1回くらいで診察を行いながら
効果などを見つつ、調整やアドバイスをしてくれる先生。
先生の連絡を受けた各療法士から、個別に電話が来て(ここが面倒くさい)、それぞれが空いている日を見ながら治療日程を決めていく。
連絡が来るのを1ヶ月待った。もう連絡なんてこないんじゃないかと思った位。
1ヶ月経ったところでなんの音沙汰なしというのもアレなので、仕方なく出向いて確認したところ、
どうやら忘れられていたようで、次の日に連絡がきた・・・
そういうことが起こりうるのも台湾なので、
待つだけでなく、きちんと自分から行動を起こすことが大切。面倒だけど。
リハビリの日程を決めるにあたり、
うちはたまたま、在宅職だったため時間に余裕があり、平日だろうがなんだろうが入れたからよかったけれども、
普通の勤め人だと時間の調整が難しいという話もきいた。週末なんて、病院もなかなかあいてないし。
しかも大きな病院になると人も多く、時間をとるのもなかなか難しいとのこと。
そうするとどうするか。普通の台湾人は、親を使う。
親の親、つまり子供の祖父母を使うのである。
もしくは、年寄りの介護要員として雇っているはずの外労(外国人労働者)を子供の送り迎えに使う。
同時間帯にきている療育の子供で、親がついてきているのはうちしかいなかった。
さらに。このリハビリは、3回連続で休んでしまうと自動的にキャンセルとなり、また再度別途日程の調整を行う必要がある。
(これは病院によると思うが、公立病院だとおそらく一律この規則になっていると思われる)
なので、日本への一時帰国も長期間は帰れなくなってしまった。
それでもいい。少なくとも、この療育には効果がある。
それでこそ、通う価値があるというものよ。
他の病院はわからないけれど、台北市立の病院だと、
毎月の診察で、復健療程卡(リハビリカード)を出してもらい、
毎週のリハビリ前に批價(支払い)を行ってはんこを押してもらってから治療に向かう。
このカード1枚で6回、または1ヶ月使用できるが、それ以上はまた医師の診察を受ける必要がある・・・
とは言うものの、実は普通のリハビリぐらいだったらわざわざ医師の診察を受けなくても出してくれる場合があるので、
看護婦さんに相談してみよう。
ちなみに、最初の診察でお金がかかる以外、毎回のリハビリ前の支払い時はただはんこをもらうだけ。支払いなし。
台湾の健康保険、最高に使える。
はんこをもらったカードは、各リハビリ時に担当の人にわたしてサインをもらう。
のは建前で、実際は支払いの記録だけが必要なのでサインをしない人もいる。
言われたら出す感じで。
1回の治療が25~30分だけれども、子供の気分如何によってはそんなにうまく進まないときもある。
子供が眠たかったり、あまり好きな担当者じゃないときは、たまに泣き声も聞こえてくる。
それでもやらないよりまし。極端な成長は見られなくとも、役に立っていると信じて、心を鬼にして外で待つ。
そもそも、中を覗いたり中に入ったりすると怒られるので、親は外で待つしかない。
ぼんやりしていると30分ってあっというまなんですね。
その日の内容報告や、家での練習アドバイスなどを簡単にしてもらいながら、その日の内容は終了。
療育を受けた日は、いつもより活発な気がするから、親はなんとも単純である。
早期療育(zao3qi2liao2yu4、ザオチーリャオユー)・・・早期療育。
復健科(fu4jian4ke1、フージェンクァ)・・・リハビリテーション科。療育だけでなく全年齢のリハビリを担う
語言治療師(yu3yan2zhi4liao2shi1、ユーイェンジィーリャオシィー)・・・言語聴覚士
職能治療師(zhi2neng2zhi4liao2shi1、ジィーヌンジィーリャオシィー)・・・作業療法士
物理治療師(wu4li3zhi4liao2shi1、ウーリージィーリャオシィー)・・・理学療法士
復健療程卡(fu4jian4liao2cheng2ka3)・・・リハビリカード
批價(pi1jia4、ピージァ)・・・支払い