羽生結弦選手のアイスストーリーRE_PRAYの話です。
さいたま初日の破滅への使者のとき、4Tで転倒してしまってコンビネーションジャンプにできなかったんですよね。
そのリカバリーとして、3A-1ue-3S-1eu-3Sにしたのでしょうけど…
当日、現地で見ていたときにはそれがリカバリーとは思わなかったんです〜
そのくらい、3Aからの5連続ジャンプが曲にハマっていたので…
むしろ、4Tで失敗したのは、ゲームでいうところの「ラスボスと対戦中にダメージを喰らった」と見えなくもなかったから、3Aからのコンビネーションジャンプでそのぶんを取り返してクリアした‼️というふうに思えたんです〜
まあ、羽生くんご本人はいつでも、ノーミスをパーフェクトを狙っているんでしょうから、こんな受け取りかたをされて嬉しいかどうか?はわかりませんけど。
私には、羽生くんのプログラムのうちのいくつかは、「ミスがあってもそれは世界観を表しているかのようにさえ見える」ものがあると感じています。
そのうちのひとつが「破滅への使者」であり、(あまりミスは考えられないけど)「メガロヴァニア」もそうなのではないでしょうか。
ストーリーの中でゲームとして繰り出されるプログラムたちなので、敵から攻撃された瞬間ととらえるなら、納得できるんですよね。
そして思い出したのが、羽生くんのオリンピックでのフリーです。
ロミオとジュリエットでは、ロミオは何度も「衝撃を受けることを知らされた」わけですし。
SEIMEIでは、安倍晴明が都を脅かす敵と対峙するんですし。
天と地とでは、上杉謙信が戦場に行くんですから。
それぞれ、ダメージを受けるときがあって、そんな中でも闘っていったという見方をするなら、それもありだなぁと思えたんですよね。
何しろ私には平昌オリンピックのときのSEIMEI様は、「晴明様は手負いでも闘い抜いた」ように見えたんですから。
羽生くんご本人は、素が出たとおっしゃってましたけど。(⌒-⌒; )
逆に、パーフェクトじゃないとその良さがなかなか伝わらないプログラムもあって、バラード第1番と序奏とロンドカプリチオーソとHOPE&LEGACYはノーミスが前提のように思います。
そして、そのどれもが、とても難易度が高いのに…
バラ1は平昌オリンピックで、ロンカプはGIFTで、ホプレガはヘルシンキ世界選手権で、素晴らしい演技をしましたから…
勝負どころでそれができる強さと、さまざまな受け取り方ができるプログラムと、両方ができる…
だから羽生くんは世界最高のスケーターなのでしょうね。
読んでくださってありがとうございました。
RE_PRAYの話ですて前置きしたのに、違うときのプログラムの話になってるがな…
まあ、私のすることこんなもん?(^◇^;)