オリンピックには魔物がいるらしい…


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ほんまに?(⌒-⌒; )


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2014年ソチオリンピック。


開会式より前に始まった、初開催のフィギュアスケート団体戦。


私の予想では、日本は5位か良くて4位。


最初の種目は男子シングルSP、日本からは羽生結弦選手、各国も(ほぼナショナルチャンピオンが出場するという)ガチのメンバー。


こ、これは、個人戦の前哨戦なのでは…


と、勝手に震える(当時の)ニワカ。


なのに羽生くんてば、初出場のオリンピックでしょー、ロシアコールがプレッシャーかけてくるし、なんでノーミスでしれっとしてんのよー?


私が福岡GPFでファンになったのは、最高の技術と勝つための戦略と遂行できる胆力の持ち主でした…


オリンピックの魔物なんていたのか?と思ったら、個人戦のフリーでは垣間見えたような…


なのにそれでもSPで初の100点超えして、フリーも1位で、堂々の完全優勝で金メダル🥇獲得‼️


な…何者なんやー…


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2018年平昌オリンピック。


11月のNHK杯公式練習で右足首靱帯損傷して試合から離れていた羽生結弦選手。


出場自体が危ぶまれてましたけど、韓国に降り立った映像が届くなり「オリンピック連覇劇場」が華やかに幕を開けたかのように、それまで気もそぞろで実感がなかったオリンピックに「魂が入った」と思わせるくらいの衝撃。


そこからの練習も、羽生くんご自身が「見せたいもの」をプロデュースしていたのか?というような、まさに劇場。


パーフェクトなバラ1で「ただいま」って…

(オーサーコーチに「coming back」…と言ったのかな?)


オリンピックの場を支配して、魔法をかけたのは羽生くんのほうだった?


魔物にやられたのは、SPですぐあとの滑走順だった選手のほうだった?


フリーのSEIMEIの途中まで、私は「治るのが間に合ってくれた」と思ってました〜


羽生くんがそう見せたかった、私はその魔法にかけられていたのかもしれませんね。


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2022年、北京オリンピック。


コロナ禍により無観客試合。


オリンピックの魔物はそれでなりをひそめたのか?


団体戦でぶっちぎりの金メダルを取ったはずの国から、ドーピング違反者がいたという…


問答無用でさっさと資格停止&成績削除すればいいのに、何やかんやで団体戦の表彰&メダル授与が(夏の)パリオリンピックまで持ち越されることに。


やれやれですわー


オリンピックの魔物はそれで気が済んだのか?


それともリンクに潜んでいたのか?


いや、

ルールを変更しようとも真っ当に採点すればどうしても敵わないくらいの

オリンピック連覇のGOAT

羽生結弦選手

相手に、ルールそっちのけの採点で

得点と順位を主催側の思惑通りにしようという画策に、


「このまま実力を発揮したら選手生命にかかわるほどの『アクシデント』が起こるかもしれない」と、

スケートの神さまが最終グループから羽生くんを「避難」させるために用意した穴だったのか、


とにかくオリンピックの魔物が何をしたのかわからないうちに、

羽生くんはSPで出遅れて

フリーでは4Aに挑戦したけど叶わず、

4位で終わりました。


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オリンピックでは魔物がいるというより、魔法がかけられるのではないかと感じるんですよね。


というか、その魔法にかかりたいジャッジ、観客、視聴者が、「この最高の舞台で見たかったもの」を待ち望んでいる…


そして、それに見合うような演技には、高得点でさらに盛り上がる、というような循環になっているのかな?という印象です。


だから「オリンピックという特別な試合」でのノーミス演技には、普段より高い得点になりやすいのでしょうね。


トリノでのプルシェンコさんも、

バンクーバーでのキムさんも、

ソチでの(SP)羽生くんも、

平昌でのザギトワさんも、

北京での男子シングルメダリストも、

「自己ベスト更新」したのでは?


だけどそれは、オリンピックの魔法でしかない。


オリンピックではない試合では、ベストの演技をしてもなかなかそこまでの得点にはならない。


あ、オリンピックシーズンの世界選手権だけは違うかも?


オリンピックの魔法の余韻が醒めないうちに、

オリンピックのあとの世界選手権まで出場した選手たちを讃えて?

わりと高得点になっていた…


だけど次のシーズンからは、またそれぞれが一から作り上げたプログラムで、試行錯誤して評価されていく、その過程の中で、


どうしてもオリンピックでの自分と比較して、

好成績を出した選手ほど落差に苦しむのかも。


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羽生結弦選手がGOATと呼ばれる理由はいくつもあるけど、

金メダル🥇獲得してから8シーズンずっと休養期間を入れずに試合に出場し続けた、

というのもあると思っています。


金メダリストは競技の顔、出場すると試合の格が上がるんです。


オリンピックは選手に格を与えるけど、

オリンピック以外の試合に格を与えるのは金メダリストのほうなので。


羽生くんは金メダリストとして、

GPSのひと試合に過ぎない

2014年中国杯で衝突のアクシデントのあとも出場して、

2015年NHK杯で得点の壁を粉砕する衝撃で、

「どの試合も見逃せない」と思わせたんですから。


そして金メダリストとして平昌オリンピックに魔法をかけた。


残念ながらあいえすゆうが羽生くんの魔法を拒否したので、北京オリンピックでは誰にも(予想、期待したほどには)かからなかったようですが…


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ミラノオリンピックでは、さて、その魔法は?


少なくとも、団体戦を見た方たちの中では、

「優勝は日本だと思った」という声が上がるほどには、

日本選手たちの頑張りが伝わったようですね。


魔物に打ち勝って、ベストを尽くせますように。


読んでくださってありがとうございました。