先日夫が、藤浪晋太郎選手の今後について心配してました。
夫は判官贔屓なのか?田中将大選手より斎藤佑樹選手、大谷翔平選手よりも藤浪晋太郎選手に肩入れしている(いた)んです〜
まあ、気持ちはわかります。
私は高校野球を見た時点で、田中投手も大谷投手も「ものが違う」と思いましたから、その彼らに勝って甲子園優勝したほうの投手はプレッシャーだろうなと案じてました。
現状の藤浪選手がどう考えているのかはわかりませんが、私は、アスリートがスランプに陥ったときの対処は
○基礎の確立
○問題点の分析
が必要不可欠だと思っています。
何を当たり前のことを…とはいうものの、アスリートが毎日スポーツに取り組んでいる中で、どれくらい基礎を大切にしているか、どれくらい問題点を分析して対処したかはわかりませんから。
アスリートは加齢や怪我とも戦わなくてはいけないので、味方である方たちからは助力が得られるとそれがもっと効率的にできるのではないかな?と思います。
…………
夫の好きな体操や他の採点競技だと、「フォームが崩れる」ことがあるとその時点で対応しないといけませんよね。
野球だと、投球フォームが乱れても抑えられるなら、打撃フォームが乱れても打てるなら、対応しないままになってしまうということもあるのではないでしょうか。
それは年間の試合数からそうなってしまう場合もあるでしょうし、また、成績が良いうちは変えることを望まないという事情もあるのだと思います。
ですがフォームの乱れは結局は、土台の部分「基礎」が確立されてないからであり、好調の波に乗れなくなったり怪我の原因にもなる可能性があるのではないでしょうか。
野球選手たちも、フォームがしっかりしていないときにはそこから見直すほうがいいように思います。
もちろん基礎という意味では、体力や筋力という部分も必要なのでしょうけど。
それはどなたかに言われるまでもなく、わかっていることだと思います。
…………
内村航平さんの美しい体操の基本は、どの技もオーソドックスにお手本のように実施できるようにしてきたからなのでしょうね。
羽生結弦選手のスケートも、基礎がしっかりしているから高難度の技が美しく実施できるのだと思います。
そしてもし、うまくいかないときがあったら…
内村さんがどのように修正なさるのか、今でもどなたかにコーチしてもらっているのかわかりませんけど。
分析、修正する能力は高いように思います。
羽生くんに至っては、分析能力が精密機械並み?くらいですね。
アイスジュエルズでのインタビュー記事からは、ご自身の技術に関しての話がもう「羽生結弦のスケート」を指導するコーチ?という感じまでしましたから。
コロナ禍で練習拠点に戻れないままオリンピックシーズンまで闘い抜いた経験も、大学で学んだことや味の素さんのサポートで得た栄養に関する知識も、活かされているのでしょうね。
…………
採点競技ではフォームが生命線ではありますけど、フィギュアスケートのここ数年はそうじゃないことも多かった気がします。
だけど結局は、美しい実施、基礎と道理に適った動きのほうが「見たい」と望まれるのでしょうね。
集客力では羽生結弦選手の一人勝ち状態になっているのも、美しく実施されるエレメンツが基礎にあるから、また見たいもっと見たいと思われているのではありませんか?
え?
顔がいい
から?
身体つきも、
スケートも、
動きそのものも、
全部いいけど、
とにかく
顔がいい
から?
清廉潔白、頭脳明晰、温厚篤実、何より
容姿端麗
だから?
否定できない〜
あ、スケートの芸術性について何も書いてないまま…
まあ、いいかー
読んでくださってありがとうございました。