何かを成し遂げようとするとき、どこを見るでしょうか?


上?

横?

下?

後?


…………


上を見るというのは、現在の最高のものを目指すということかな?


横を見るというのは、競い合うライバルたちを気にしているということかも?


下を見るというのは、自分より劣っている相手を見て安心するとか?


後を見るというのは、先達の功績を振り返ったのかも?


…………


羽生結弦選手は常に、高い理想を思い描いてそこを目指しているように思います。


それは、上を見ているというふうに感じました。


他のスケーターさんたちは、横を見ているのでしょうか?


それは、ライバルたちの動向によって自分の立ち位置が変わるかもしれないということにつながるのでは?


さらに、横に並んでいる相手がさらに高みに行きそうだというときに、失敗して転落していってくれたらと望むことになったりとか…


あるのかもしれませんね。


それは、続けていくと、自分より下にいる誰かを見て安心するという態度につながりませんか?


…………


まあ、何でもかんでも上を目指そうなんてしんどい生き方は、そんなに誰もがするものではありませんし。


自分を省みると、それどころかどれだけ面倒な用事を省略できるだろう?としか考えてこなかったなぁと思い当たるので、別に、普通に一般人として生きるのであれば、よそ見をしようと斜めに見ようと自由だと思いますけど。


アスリートや芸術家は、より高みを目指す方だから多くの方たちに応援されるのではないでしょうか。


自分より劣っている誰かがいるからまだ大丈夫なんて心構えでは、アスリートにも芸術家にもなれないでしょうから、早いとこ違う職業を目指したほうがいいのかも。


…………


羽生結弦選手のことを引き上げてくださってきた他界隈の方たちは、「違う山に登っているときに周囲の山を見渡した」状態で、別の山を登っている羽生くんを見つけたのかもしれませんね。


山を登っていくと、周囲に誰もいなくなってしまうときがくるかもしれない。


そのときに歩みを止めるようでは、他の山からは見つけてもらえなかったりするのでしょうね。


音楽という、フィギュアスケート界とは全く違う山から見たら、てっぺんに最も近い高みにいて、さらに上を目指している選手しか見えないということもあるのかも?


米津玄師さんから見た羽生くんは、どこまでの高みに登っているのか知りたいものです。


きっと、音楽という巨大な山に登っている方たちからしか見えない高みなのでしょうから。


そして、日本の伝統芸能という山を登っている野村萬斎さんからは…


…………


私は羽生結弦選手のファンです。


アイスショーは、羽生くんの単独公演、座長公演、出演するものしか見る予定はありません。


そして、他のアイスショーは、それを見たいと望む方たちにお任せしておきます〜


羽生くんのいるアイスショーと比較してどうこう言うのは、下を見て安心するような、やりたくないことに首をつっこむ感じがするので…


…………


羽生くんは高みを目指す方。


だから親和性があるのか、鳥に喩えられることが多いですよね。


プログラムにもありますし。


ホワイトレジェンドとノッテステラータは白鳥だし、GIFTのオープニングは火の鳥でした。


ボレロでは鳳凰という言葉もあったようですし。


SEIMEIでは「朱雀…」という呼びかけも。


鳳凰と朱雀は火の鳥ですよね?


やっぱり鳥さんやーおねがい


そして、陸で歩いているとペンギンさんのよう…いえ…なんでもありません……………


…………


ちょっとこれだけは。


よそのアイスショーはどうでもいいと言ってましたけど、日本にツユの金メダリストを今年呼ぶのはいかがなものかと。


戦争は国同士のこと、選手たちには関わりないと言われたらそうなのかもしれないけど。


その戦争に対して思うところのある人たちが、過激な手段でものごとを解決しようと企むことがないとは言えないので…


ツユと交渉するための人質にしようなどと、その金メダリストを狙ってくる可能性とか、考えてますか?


日本みたいな平和ボケしてる国で、万全の安全対策が取れるでしょうか?


彼女たちの身に、日本国内で何かあったら、誰がどう責任をとるんでしょう?


また、日本国内や他の国のスケーターさんたちが巻き添えになったら?


そういう心配を誰か払拭してくれるのでないなら、まだ時期尚早としか…


そして当然、ドーピングの問題は戦争とは別のことです。


当該スケーターさんと同門…


引っかかることが多いわープンプン


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来年は冬季オリンピックですね。


そこで金メダルを獲得した誰かがスターになるのでしょうか?


そうなったとしても、ならなかったとしても、それは私にはあまり関係ないかな…


羽生くんのスケートを見るだけでいっぱいいっぱいなので。


あ、もちろん、これから先羽生くんと同じアイスショーに出演する方たちなら見ることになるでしょうね。


あの地にゆかりのある方たちが新たな金メダリストになってくれたらいいなー


ノッテステラータは満天の星。


やっぱり上を目指そうと見上げる方の目に映るものなのかも。


読んでくださってありがとうございました。