採点競技における「難易度か完成度か」のせめぎ合いも、
スポーツにおけるアマチュアとプロフェッショナルの関係性も、
結局のところ最もバランスの良い状態を探して試行錯誤しているのかもしれませんね。
それを言うなら、世の中のたいていのことは、せめぎあっているように見えてもそれは綱引きしてるだけのことで、双方が引き裂かれて「綱が切れた」ようになるのは望ましくない場合が多いのではないでしょうか。
…………
羽生結弦選手を見ていると、とてもバランスが良いなと感じることが多いんですよね。
え?容姿端麗で体型も…って、そっちの話とちゃうんやー‼️
スポーツしてる方たちは学業が疎かになることも多々あるそうですけど、羽生くんは研究意欲満々ですよね。
フィギュアスケート選手としてはもちろん、難易度と完成度の双方を高いレベルで実施してますし。
各エレメンツの美しさ、プログラムでの配置もバランス良いと感じます。
アマチュアからプロフェッショナルに移行する時期も絶妙で、アマチュアでも確固たる成績を残し、プロ転向してからも目覚ましい活躍をなさっていますよね。
選曲も、ご自身のやりたいことと、ファンが望んでいるものと、両方がありますよね。
あと、そのスケートを発表する場も、多岐にわたっているので見る手段がさまざまにあるのではないでしょうか。
そういう配慮と、ご自身のやりたいこととのバランスも良いんです〜
もちろん、容姿端麗と頭脳明晰のバランスも❣️
…あれ?(^◇^;)
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何かに特化するというのは悪いことじゃないけど、そればかりになると、常識…というより良識?の範囲を逸脱したり、世間の約束ごとや、もっと酷いと法律を破ってしまうことにもなりかねませんよね。
広く世界を見渡す視野と、やりたいことを突き詰めることの…知識の広さと深さのバランスがとれているほうがいい。
○○さえやっていればいい、というのは、その○○が損なわれたり衰えたりすると、どうしようもなくなることもあるので。
なるべく偏らないようにしたいですね。
音楽をなさっている方たちの中には、造形芸術にも長けている場合もあるようなので…
素晴らしいなと思います。
もちろん、どちらかだけでも大変な「才能を磨く努力」をなさってきたのでしょうけど…
その輝かしい才能にプラスして、「鑑賞してくれる誰か」への配慮もある方、ご自身の創造力と他者への想像力のバランスがとれた方たちを素敵だなと感じるんです。
え?私ですか?
…どちらの才能も「ない」という意味では、バランスとれてますよ〜(⌒-⌒; )
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フィギュアスケートにおいては、どうしても、高得点を取るエレメンツに偏る傾向があるのでしょうけど。
アイスショーなどで見応えあるのは、さまざまな技を用いて音楽を表現できるスケーターさんのほうですよね。
高難度ジャンプの成功によって好成績を出してきたスケーターさんだと、ジャンプができないようになったときに何を見せられるのか?と思いますから。
羽生くんだったら、
ジャンプが多いプログラムも、(破滅)
ジャンプがないプログラムも、(いつ夢)
スピンばかりのプログラムも、(メガロ)
スピンのないプログラムも、(夢見る憧憬)
ダンスプログラムも、(阿修羅ちゃん)
舞プログラムも、(Utai)
どれも見応えあります〜
それはどのエレメンツもより良くしてきたからなのだと思っています。
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今日はラジオで対談を聴きました。
SEIMEI様〜🥰
晴明様と式神❣️
素晴らしいプログラムに感謝します。
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羽生くんの代表作はSEIMEIだけど、それだけじゃない。
ニースのロミオも、
ソチのパリ散も、
4Lo初成功のレツクレも、
ヘルシンキのホプレガも、
至高のバラ1も、
4A挑戦の天と地とも、
いくつものプログラムたちがあってこその、
SEIMEIなので。
そのバランスもいいんです〜
Y字バランスも素敵❣️
読んでくださってありがとうございました。
プログラム名を書ききれなかった…
キリがなくなるんやもん…
もっとあるのに〜
( ̄▽ ̄;)