フィギュアスケートのファンって、何か、ズレてるような気がする…


という話です。


はーい、盛大に「自分のことは棚に上げて」書きます〜


あ、でも、私は「職業・羽生結弦」のファンであって、フィギュアスケートのファンではないのかも?


(^◇^;)


…………


○採点競技なのにその採点の根拠が不明


これ、何故放置するんでしょうね?

普通なら、採点競技で採点が迷走していたら、競技自体の正当性が問われると思うんですけど。

何も難しいことはなくて、GOEのプラス要件、マイナス要件の項目のどれだけを満たした(とみなしての)得点なのか、根拠を示すことに何か問題があったんでしょうか?

何も、AIのようにデータの集積や解析しないと導入できないものにこだわらなくても、複数カメラとスロー再生なら今すぐにでもできることだし。

採点結果に対して、何故この得点なのか?については(採点したジャッジがいるのだから)説明は可能ですよね。

そういう、競技の正当性を保つことへの後押しするのがファンなんじゃないんですか?

それを何やら、「ジャッジはフィギュアスケートを愛してるのだから」とか、「ボランティアでジャッジしているから」とか、おかしな方向性に議論がズレていく…

いや、真っ当な競技なら、採点の公平さ厳密さを保証して納得できる得点と順位にして欲しいという願いが、疎かにされる原因がわからないんですけど。


真っ当な競技ではなくて、恣意的採点が横行していて、その恩恵を受ける人たちが反対しているのであれば別ですが。


○全員応援?の謎


試合には勝敗がつきものなのに、何故こんな言葉が出てくるのでしょうね?

まあ、チーム戦ならまだ「応援するチームの選手たち全員」ということになりますけど。

個人競技で全員応援する意味がわからない〜

素晴らしいプログラムを見せて欲しい、全員パーフェクトの演技をして欲しいというなら、まだわかりますけど。

それなら、全員と言いながら、特定の選手にだけは応援しないというスタンスが意味不明です。

しかも、それを声高に言うのが、余計にわけわからん〜


特定の選手だけを除け者にして悦にいるような、仲間はずれ的イジメを喜んでやるタイプの主導者がいるのであれば別ですが。


○スタオベとバナーと投げ込み


これはもう、文化だと思うならやればいいし、やらないといけないわけでもないと思うんですが。

特定の選手のバナーだけを試合会場で販売したり、それをほぼ全員で持ったり…

それって、同調圧力なのでは?

まして、「持って」と(その選手のファンでもない観客に)押し付けたり、スタオベを促したり…

挙げ句の果てには、その選手を脅かす実力者には地蔵行為などという(お地蔵様に対して実に失礼なネーミングの)ことをするとか。

投げ込みでファンの数を競うとか。

最終的には、バナーも投げ込みも禁止していたのにまた(コロナ禍とは別の理由で)解禁したり。

何をやりたいのか意味不明です。


どなたか〜の人気を誇示するときにはその威力で見せつけていたけど、それ以外の選手が爆発的な人気になったときには隠したかった…というのであれば別ですが。


○人気と成績


そもそも人気があるからといって、それが成績につながるような錯覚はどこから来るのでしょう。

バナー、投げ込み、スタオベの数で、PCSをつけているわけでもないのに。

だけどスケーターさんも、観客が全員立ち上がるような演技ができたら、結果は自ずとついてくるみたいな発言してたし。

???

会場の盛り上がりで成績が決まるなら、それは競技と言えるんですか?


もっとも、元が貴族の遊びから始まったものなので、競技という意識が薄くて、特権階級がお気に入りを見せびらかすという意図で開催されているのなら別ですが。


…………


米津玄師さんのMVをご覧になった方たちのつぶやきの中で印象的だったのは、フィギュアスケートは音楽と動きが合ってないのを見るのが苦痛だったと…羽生くんのボウアロは音楽にぴたりと合っていたから良かったと…そういう意味のものでした。


すみません、私は未だにXをこのブログに貼り付けることができなくて😅


だけど、ジャンプのGOEのプラス項目には、音楽に合っているか?というのもあったはずですよね?


思い出すのは、羽生くんのバラード第1番のノーミス演技はクワド2本のときしかやってなかったということです。


クリケットでの練習風景で、どうしてもジャンプがはまらなくて「音楽を聴いてしまう」と羽生くんが言うシーンがありました。


ジャンプは高難度になればなるほど、音楽のタイミングで跳ぶのが難しいのでしょうね。


なのに羽生くんは、クワド2本構成にしたら、それまで苦戦していたバラ1をあっさりとノーミスして世界記録更新したので…


その、音楽のタイミングが、3Lz-3Tよりも4T-3Tのほうに合ったんでしょうね。


そんなふうに、音楽の良さを見せてくれるスケートだから、羽生くんは人気があるのだと思います。


何かズレていると気持ち悪い、そういう感覚は(私のような芸術音痴でも)あるでしょう?


羽生くんのスケートはぴたりと合っているから、見てて心地良いんです。🥰


採点や観客の動向で印象操作しても、それはスケート界の中でしか通用しないもの。


見る人が見たらわかる、羽生くんのスケート❣️


フィギュアスケート界もそのファン層も、そろそろ妙な風習や慣行から離れて、もうちょっと真っ当な競技になって欲しいものですね。


読んでくださってありがとうございました。