算数問題です。
① 10人の生徒がいます。
5人が60点、5人が80点を取りました。
平均点は何点ですか?
② 20人の生徒がいます。
10人が50点、8人が90点、
2人が100点を取りました。
平均点は何点ですか?
③ 30人の生徒がいます。
29人が10点、1人が100点を取りました。
平均点は何点ですか?
① 70点
② 71点
③ 13点
…………
①と②では、平均点を上回る生徒は半分います。
では、③では…?
1人だけですね。
…………
羽生結弦選手のアマチュア時代の得点が抑えられていた(と、大多数のファンが感じていた)のも、
プロ転向してからの単独アイスショーについてフィギュアスケート界がスルーしているのも、
突出した「唯一の」スケーターの実力を認めてしまったら、
他の全員が「平均点以下」になってしまうから…
かな?(^◇^;)
なんて、考えてしまいました。
何しろ羽生くんのスケートは、
その実力が桁外れなんですもの〜
差は何倍?
何十倍?
何百倍?
あ、もっと?
1207万倍くらい?(⌒-⌒; )
…………
夫に、体操の東京オリンピックやパリオリンピックの金メダリストたちがどのくらいだと思うか?と、「全盛期の内村航平さんを100とした場合何%くらいか」で尋ねてみました。
90とか、80から90くらい(と思う)という答えが返ってきました。
内村さんはロンドンとリオの金メダリストです。
それよりあとの金メダリストのほうを高いレベルと言っても、それは(スポーツなのでレベルは上がっていくし)ある程度納得できるはずなんですよね。
だけど、橋本選手も岡選手もまだ、内村さんの領域には達していないと(長年競技を見てきた)夫は思っているわけで。
私もそう受け止めているんですよね。
あとからの金メダリストたちと、内村さんとの差はどこにあるのでしょう…
内村さんは
オリンピックも世界選手権も連覇してきた、
団体戦も個人戦も金メダル🥇を取った、
2位以下との差がかなりある状態で勝利していたことがあった、
さまざまな理由は思い浮かぶけど。
「体操の実施の美しさ」
を体現してきたから、というのも大きい気がします。
…………
羽生くんのスケートの美しさは、それこそオールラウンダー。
ジャンプも、スピンも、ステップも、スケーティングも、全部美しいんですよね。
誰ですか?「顔の美しさの時点で他とは比較にならない」と言っているのは。
おや〜?「等身バランスの良さだけでも抜きん出ている」という声も聞こえたような…
そこはちょっとモゴモゴ(自粛)
ビジュアルの美しさはこの際ちょっと置いといて、そのスケートの美しさだけを比較しても…
めっちゃ差があると思うんですよね。
たとえばジャンプ着氷後のチェック姿勢でフリーレッグがどうなっているか?とか、
たとえばイーグルをアウトからインにチェンジするときにどのくらいなめらかか?とか、
たとえばキャメルスピンのスケーティングレッグがどのくらい真っ直ぐか?とか、
たとえばトウステップの音ハメがどのくらい正確か?とか、
見ていて美しいと感じる瞬間ばかりが持続したままプログラムが実施されるんですよね。
(試合だと得点になるような)エレメンツのときしか盛り上がることのないプログラムとは違うんです。
最初から最後まで見せ場。
そんなスケートを見られるって嬉しいです〜🥰
…………
今日は平昌オリンピックのEXがあった日、あれから7年経ったんですね。
リフトされた白鳥さんをあちらこちらで見かけました。
ノッテステラータは
サン・サーンスの「白鳥」を(フランス🇫🇷)
イル・ヴォーロが歌って(イタリア🇮🇹)
その曲をタラソワさんが(ロシア🇷🇺)
羽生くん(日本🇯🇵)に滑って欲しいと音源を渡したもので、
ウィルソンさんが振り付けして(カナダ🇨🇦)
平昌オリンピック(韓国🇰🇷)EXの大トリとして演技したものです。
世界一周?プログラム❣️
その曲のタイトルは東日本大震災のあった宮城県で、3月に開催されるアイスショーでもそのまま使われています。
福島県や石川県からも、フェス?に出店してくださるそうですね。
こういう形での復興支援ができるって素敵❣️
楽しみにしています。
読んでくださってありがとうございました。