憶測と妄想です。
そんなの無理だよね〜
…と、思っていたかったんでしょ?
という話です。
…………
その1
単独アイスショー
普通のアイスショーでは
オープニング、
各スケーターさんのソロ、
コラボ、グループナンバー、ちょっと違うものも入れて、
大トリ、
フィナーレ…
全体で数十演目、2時間以上くらいでしょうか。
それぞれのスケーターさんは、オープニングとフィナーレを入れても3〜6演目くらい?
それも、高難度ジャンプなどが入らないならできるかなぁ…くらいで。
単独アイスショーなんて、そんなの無理だよね〜
と、思っていたんでしょうね。
まさか、羽生結弦選手お一人で
プロローグで8〜10プログラム、
GIFTで12プログラム、
RE_PRAYで12プログラム、
エコーズでは…ピアノコレクションの数え方で変わるかもしれないけど……15プログラム…?
1人が1日に見せられるプログラムの数の想定値を遥かに超えてしまったのでは?
だけど羽生くんが、やってしまいましたから、ね…
それだけできるのだと知られてしまいましたよね。
その2
東京ドームでアイスショー
リンクを設営できるのか、
観客席との距離はどうするのか、
気圧の高い場所でのジャンプの難しさをどうクリアするのか、
あの広さでの音響はどうなるのか、
そもそもそれだけの集客ができるのか…
そんなの開催するの無理だよね?
と、思っていたかったんでしょうね。
さまざまな問題は全部、GIFTで答えが出ましたね。
リンクコンディションを整えるのは大変だったと思います。
音響なんて、どれだけ機材費がかかったことか。
だけど、スクリーンやリンクに映像があったり、生演奏やイレブンプレイさんたちのパフォーマンスがあったりして、その空間を活かす演出でリンクまでの距離を感じさせなかった…
そして、羽生くんの存在感があって、その世界観が成立したんですよね。
東京ドームでのアイスショーは、できないわけじゃなかった…というより、羽生結弦選手だからできた、というあたりですね。
その3
世界規模
他のスケーターさんたちは、自国以外のファンの方たちに見てもらうためには試合やEXに出るか、外国のアイスショーに呼んでもらうか、くらいしかできなかったのでは?
それぞれの国のアイスショーにゲストとして出演するなら、それなりに、主催側は集客の助けを得られるし、出演者も国際的に活躍してるという評価がもらえるし、それでOKという感じ。
外国に出向いてじゃないと、国際的に活躍するのは無理だよね?
だから羽生結弦選手もそれを望むはず…
と思いたかったんでしょう?
なんて思っていたかどうか知りませんけどね。
GIFTはどうだったのかわかりませんけど、エコーズで30カ国からいらっしゃったんですよね。
日本にいながらにして、国際的な集客ができる。
まして、ライブビューとか配信とか…
規格外‼️っっっ
その4
高難度ジャンプと新たなジャンルの開拓
プロのスケーターさんたちは表現に力を入れているので、高難度ジャンプは跳ばない…
というこれまでの常識?
それは、崩されたくなかったのでしょうね。
新たなジャンルの開拓も、「やったことのない音楽を使ってみました」くらいにしておきたかったのかも。
まさか、競技プログラムを(難度を下げずに)やるのは無理だよね?
失敗したくないから、そんなこと挑戦しないだろう…と、思っていたかったのでしょうね。
まさかプロローグの初っ端から6練→SEIMEIなんてやるとは…
それも、クワドを2本と3Aを3本‼️???という構成で。
GIFTではSPのロンカプをフルでやってましたけど、それ以外にもクワドや3Aを入れたプログラムがありましたよね。
羽生くんにならできると世界が知ったんです。
まして、阿修羅ちゃんやとりへびやポエム…
これまでと違う表現って、一言で表すのは無理なくらいの新たな開拓。
氷上の身体表現芸術の新たな局面。
番外編
異業種コラボ
ノッテステラータでの
内村航平さんとの、
大地真央さんとのコラボ。
今年は野村萬斎さんと。
楽しみですね。
読んでくださってありがとうございました。