今日は羽生結弦選手がソチ五輪で金メダル🥇を獲得した記念日‼️ですね。


いやー、昨日からパリ散が、今日はロミジュリが、あちらこちらのフォローしているブログなどで溢れてましたわー😅


私は福岡GPFおちなので、この2つのプログラムには感慨深いものがあります。


そして、当時からそう思っていたし、今でもそうだろうなと思っているのが、この2つのプログラムのジャンプ構成は「金メダル🥇を取るため」に組まれていたんですよね。


フィギュアスケートはスポーツなので、勝つための算段をするのは当然だと思うんです。


そして羽生くんは、ソチに金メダル🥇を取りに行った…


くーっ、カッコいい❣️ラブ


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6.0満点の時代から新採点制度になって、トリノ五輪、バンクーバー五輪を経て、各国、各陣営がそのシステムに対応するようになってきた頃だったのではないでしょうか。


SPでもフリーでもスピンは3回、トップ選手たちは当然レベル4を狙ってきていたはずです。


SP、フリーに1回ずつのステップシークエンスも同様に、レベル4をとるものにしてたでしょう。


フリーにのみ入っているコレオシークエンスは見せ場として、盛り上がるところ、プログラムのハイライトに起用されているのが多かったのかな?という印象でした。


そうなると、勝敗を左右するのは、高難度ジャンプをどこに何本入れられるか、成功させられるかにかかっていたのではないでしょうか。


もちろん、スケーティングスキルやトランジションも大切ですが、それは一朝一夕にできるものでもなく、また、全員がそれを磨いてきていたと思うので…


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当時のトップ選手たち、クワドジャンプを入れるときには4-3をSPで跳んでいたと思うんですよね。


当時のSPの規定では、

○難しい入り方からの単独ジャンプ(トリプル以上)

○単独のアクセルジャンプ(ダブル以上)

○コンビネーションジャンプ(3-2以上)

○同一のジャンプはコンビネーションジャンプのファーストとセカンドのみ可能

だったと思います。


それで、羽生くんだけが単独ジャンプをクワドで跳んでいた…→難しい入り方からのクワドを跳んでいた→GOEで加点されたんですね。


また、3Aを後半に跳んでいた…→1.1倍のボーナスポイント&カウンターからのジャンプでGOEも加点。


3Lz-3Tも後半に跳んでいた…→1.1倍のボーナスポイント。


そしてどれも、高さや飛距離が充分で、着氷後もスムーズで、GOEも高かったと思います。


だけど、よく考えてみたら、めっちゃハイリスクハイリターンの構成なんですよね。


4Tは難しい入り方からなのでそのぶんリスクが高い、

3Aは後半の疲れてきたところで、しかもカウンターという難しい入り方からなのでそのぶんリスクが高い、

3-3はラストに跳ぶのでコンビネーションにできなかった場合のリカバリーができない…


これを全部クリアして、ハイリターンを手にしたんですから❣️


当時の世界記録、101.45で金メダル🥇を手繰り寄せるにふさわしいプログラムになったのでしょうね。


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フリーでも、クワド2本を違う種類にしたことで、3Aと3Lzを2本ずつ入れられたんですよね。


3Aを2本コンビネーションで後半に、3Lzも片方をコンビネーションにして2本とも後半に。


前半にはクワド2本と3 F。


これもハイリスクハイリターンの構成だと思います。


実際、冒頭の4Sで転倒しましたし。


だけど後半の3Aからのコンビネーションが大きかったのかな?という印象でした。


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あと、プログラム自体も良かったですよね。


パリ散はしばらく羽生くんの代名詞になってましたし。


カッコいいし、粋でオシャレで爽快感のあるプログラムです。


ジャンプのクオリティも高くて、このプログラムで世界と闘っていくという気概に満ちている感じがしました。


ロミジュリは震災後からのテーマだったのでしょう…


「会いたくても会えない」


そんな思いが込められていたプログラムだと、どこかのインタビューで話していたと思います。


オリンピックだけでなく、GPFも世界選手権も初優勝した

パリの散歩道、

ロミオとジュリエット、

どちらも名作ですね。


羽生くんを金メダル🥇に導いてくれて良かったです〜


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今日はバレンタインデー💘


羽生くんはチョコレートを食べたのでしょうか?


それとももう甘いもの断ちしながらノッテステラータの準備中?


羽生結弦選手が健康で、思い描くスケートができますように。


読んでくださってありがとうございました。