昨日の続きです。
プロをアマよりも上と位置づけると、フィギュアスケート界ももっと真っ当になると思うんですよね。
他のたいていのスポーツでも、あるいは芸術でも、そうなっているんですから。
「まだアマチュアの試合で闘えるのに」などという言葉は、普通ならプロに向けて言うのはとても失礼なことなのに、何故かフィギュアスケート界だけは褒め言葉のように使うのが変っっっ
オリンピック、世界選手権などのアマチュアの試合は言うならば「学業の最終段階」→卒論のようなものなのではありませんか?
羽生結弦選手がオリンピック連覇したのは、最初からそれを目標にしていたわけだし、3回でも4回でも出場する選手たちがいるのはいいんですけど。
プロになってから戻ってくるというのが、何というか…
「○○大学の卒業生」という学歴が就職に有利だったという経験が忘れられずに、またその同じ大学に戻ってきたような違和感を感じるんですよね。
そりゃまあ、履修したい学科があるとかで違う学科に入る方たちもいるでしょうけど、フィギュアスケート界でのアマ復帰はそれとは何か別のような気がします。
卒業生が修士課程のために学びに来たとかいう感じじゃなくて、同じ学科に再入学したんかーい?的なイメージを持ってしまう…
…………
羽生結弦選手のスケートは、アマ時代の学びを活かして、プロになってからも貪欲にさまざまなものを取り入れて、ますます豪華な輝きを放っています〜❣️
私が、アイスショーの最高峰は
「羽生結弦選手の単独アイスショー」と思ったのも、
世界最高のスケート技術と芸術とが羽生くんにあるからです。
これまで私が現地観戦したのは、
2022年FaOI神戸2日目、
2023年東京ドームGIFT、
RE_PRAYさいたま初日、
この3回です。
羽生くん以外のスケーターさんたちを現地で見たのは、その最初のFだけだったんですよね。
そのときには、何でもかんでもスタオベとかはどないなん?と思っていたので、よほどじゃないと立たないつもりだったんですけど…
金メダリストはやっぱり素晴らしかったー
ええ、荒川さんにもパパダキス・シゼロン組にもスタオベしましたわー
良かった、さすがに金メダル🥇は格が違うんやー👏と思って。
だけどそれも、羽生くんのレゾンを見るまでのこと。
いやもう衝撃が…
私は何を見たのだろう…
私とは何だ。私はここで何を見てどう感じてそれを言葉にできずにただ立ち上がって喝采している私は、私とは…
あ、すみません、脳みそがエコーズから戻ってきてませんね。(^◇^;)
とにかく、トリノの金メダル🥇荒川さん、北京の金メダル🥇パパシゼ、素晴らしかったー
からの、
ソチの金メダル🥇平昌の金メダル🥇羽生結弦選手‼️
もの凄いもの見た…
何でしょう、金メダル🥇🥇2個って、威力を1207万倍くらいにでもするんですか?
くらいの衝撃。
だからまあ、確かに、オリンピックが最高峰で、金メダリストは別格というのはわかるんですよ?
でも、その金メダリストの中でも羽生くんは桁違いやった…
…………
もしも現地で他の金メダリストも見ていたら、また違ったかもしれないけど。
とにかく金メダルを取るのはそれだけの意味と価値があるのだと、実力だけでなく、「金メダリストの誇りをまとってスケートしている」感じがひしひしと。
だけどそれも、その金メダル獲得当時からの絶え間ない鍛錬があればこそ。
出産したこともある荒川さんがここまで…とか。
何年もずっと同じパートナーと組んでいるのも…とか。
それ以外にも感心してましたけど。
羽生くんのスケートはそこからさらに別次元でした。
…………
アイスショーは、どのくらいのレベルのスケートをどのくらいの時間見させてもらえるか?が、満足度の目安になるのではないでしょうか。
Fは確かに、レベルの高いスケーターさんたちが多いし、群舞もコラボも見応えがあります。
だけどやっぱり、羽生くんとでは…
1207万倍とまでは言わないにしても、257万倍くらいは差があったのだとしたら、その羽生くんを最初から最後までずっと見ていられる単独アイスショーが最高峰‼️
と、叫びたいです〜
読んでくださってありがとうございました。