アスリートに勉強は必要か?という話です。
いや、アスリートに限らず、誰にとっても不要とは言えないんですが。
では、中学校での科目を考えると、そのうち何がどのくらいできるのが最低ラインなんでしょうね?
う〜む…
個人差がありますし、それぞれの得手不得手も…
(⌒-⌒; )
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自分が苦手だったものを思い出している
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先日、体育を恨んでいる方たちがかなりの数いるというつぶやきを見かけました。
いやー、そんなもの…
体育はずっと苦手科目だった私からすると、
国語や数学ではあり得ない「同じグループに属するクラスメイトの足を引っ張る存在であり続ける」科目に対して、他にどう思えと?
という話です〜
音楽や美術なら、私みたいに少々…かなり…下手くそであっても、個人としてはそれも個性ですみますし。
5教科のうちの苦手科目は、受験のときに自分が苦労するだけのことですけど。
体育はチームプレイのたびに気が重くなる、身体も重くなる、動きも重くなる…
そりゃ、好きになりようがないなー
(^◇^;)
ですが、ここ数年、筋トレやストレッチを(ほぼ)毎日やって、運動自体をそこまで嫌ってはいなかったんだとようやく気づいたんですね。
遅いかもしれないけど、遅すぎなくて良かった。
なるべく長く、健康的でしっかり動けるようにしたいので。
…………
勉強の話に戻ります。
私は暗記科目が苦手で、英語のスペルとか年表とかなかなか憶えられませんでした。
だけど、勉強…というか、学ぶこと自体は結構好きだったんですよね。
好奇心旺盛で、本を読むのが好きで、さまざまなことについてあれこれ考えたり工夫したりするほうなので。
では、何故暗記は苦手だったのか?
点数化されて他者と比較されて、自分が劣っていると思うと苦手意識がついてしまった、ということだったのかな?と。
勉強、学び、そのほとんどは
知りたい→憶える
考えて→解ける
の繰り返しではないでしょうか。
知りたいという動機が強くなかったら、憶えもそんなによくはならないでしょうし。
テストでも考えて解ける問題には頑張って取り組んでも、憶えてなかったものは思い出しようがないので…
と、過去の自分のいたらなさをここに書いておきます〜
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フィギュアスケート界で、特にある地方の選手たちは、学校にもあまり行かずに練習ばかりしているという話がありました。
勉強する、学ぶというのは、何も学校に行かずともできることではありますよね。
自宅で、移動中に、練習の合間に、自力で勉強できるのであれば、もしくはその場で誰かがわからないところを教えてくれるのであれば、必要な知識を得たり思考力をつけることは不可能じゃないと思うんです。
少なくとも、望む進学ができるくらいの学力を得ていたなら、そこまで通学が必須ではなかったのかもしれません。
ですが、最初から苦手だと放置していたりとか、できなくても構わないと「低いレベルでも満足していた」のであれば、それはちょっとどうなのよ?と。
最低限、読み書きそろばん…
文章を読む、書く、四則計算する、そのくらいは必要なのではないでしょうか。
そして、その「自分が苦手な勉強」を得意としてる方たちがいることを知り、だから世の中はここまで進歩したのだと理解できるくらいの思考能力と現実の把握はしておいてもらいたいものですね。
苦手なことを低く扱って、自分はスケートができるから他はできなくてもいいとか言うのではなくて、自分ができないことをしてくれている誰かへの感謝と敬意を持つのであれば、まだ、ギリギリ許容範囲かも?
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羽生結弦選手は、頭脳明晰ですけど。
そこには絶え間ない思考と、新たな知識を得る努力があるからなのでしょうね。
そして何も、勉強を「苦労」「したくないことを無理にさせられている時間」とは思わなくていいんですよね。
好きこそものの上手なれ。
好きなゲーム、音楽、アニメ、それについて知ること考えることは楽しいでしょうから。
イヤホンとか音響とか、ずっと何かやっていそう〜
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私の勝手な想像です。😅
ゆかりのあった土地に関する知識、身体の動かし方の分析、さまざまな「これは知っておきたい」と思う方面への関心も、今の時代すぐに調べられることはいくらでもあるのではないでしょうか。
好きを活かして、必要な知識を手に入れて、それをアウトプットするための舞台→アイスストーリーの会場も確保できて、協力してくれる方たちとも繋がっていける…
それが見られるなんて、嬉しい☺️ですね。
学びは力になります。
全日本選手権は明日からだそうですが、出場するスケーターさんたちは学生さんも多いでしょう。
知識も考察力も武器にできる賢明さを持って、臨んでもらいたいですね。
羽生くんのスケートのレベルにはなかなか達するのは難しいでしょうけど、
学問のレベルもなかなかそこまではいかないかもしれないけど、
努力することと誠実であることはできるはず。
低いレベルで満足して、同じように引きずり下そうとするしょうもない元選手に惑わされずに、真っ当な選手生活、学生生活を送ってくださいね。
読んでくださってありがとうございました。