フィギュアスケート界は羽生結弦選手の実力と魅力と人気と可能性を低く見積もりすぎて、その栄光の恩恵に浴する権利を自ら放棄したようなものですが。
(ほんまなら、オリンピック金メダリストは競技の顔なんやし、東京ドーム単独アイスショーをディズニー+さんでも見られるてなったら、スケート界こそが「我らのトップの華々しい活躍を見てー」と大声で叫ぶとこなんとちゃうの?)
こんなことで、あと1年あまりに迫ってきた冬季オリンピックはどうなるのでしょうね。
(イタリアはその危機感を持ってるさけ、羽生くんとの良いつながりを大事にしたいと思ってはるんやない?)
GPFには日本女子たちが史上最多の5人出場することになったようですね、おめでとうございます。
(いっときのツユ女子みたいやなー、表彰台に2人以上乗るのはもう確定かな?)
日本女子たちは、今シーズンの世界選手権への出場枠よりも多くのスケーターさんたちがGPFに行くので、代表争いで有利になれるよう優勝目指して頑張ってくださいね。
(コメ女子も含めて、誰が勝っても初優勝なんとちゃう?)
…………
私が思うに、フィギュアスケート界の勘違いの一歩目は「スターは作れる」という思い込みのもと、自分たちに都合の良い選手を勝たせようとしたことでしょうね。
(スターというより「人気は作れる」と、芸能界での大手プロダクションみたいなやり方しようとしてしくじったんとちゃうかー)
フィギュアスケートはまずスポーツなので、正当な勝ちかたをしないと白い目で見られるんですよね。
(イカサマや八百長はスポーツファンの方たちから毛嫌いされるんやしー)
確かに採点競技は挑戦と完成度のどちらを重視するか?という命題を抱えてますけど、スポーツ愛好家からしたら挑戦する選手たちのほうに魅力を感じるのは当然のことなので。
(羽生くんはソチで2種類のクワド、平昌で6本のクワドを跳んで、北京で4Aに挑んだんやしー)
単に転ばないだけの高難度ジャンプの数だけで高い得点と順位を得た選手たちには、あまり興味を持たなかったのでしょうね。
(おまけに見栄えがモゴモゴ)😅
それに採点競技では、同じ技をする選手たちがいたらその出来栄えによって差がつくようになるものなので、「成功した技の完成度」の高い選手に注目するのは自然なことかと。
(ほんまならそこはGOEで評価されるべきもの、そこが恣意的採点でグダグダになっとったらなんやこれ?になるがな)
そして細かなことですが、SPの単独ジャンプの必須要素だった「難しい入り方からの」という要件を満たすことを挑戦と受け取るなら、そういう工夫を随所に散りばめた羽生くんのプログラムに高い評価がつかないと、採点競技としてはどうなのかな?と。
(スケーターさんご本人のではなくて、ジャンプの見栄えの差が)😓
一方でフィギュアスケートは芸術でもあるわけですから、ミスが少ないほうがいいというのはわからなくもないんですが。
(一方で芸術はより美しさを目指すものやし、単に失敗しなきゃいいていうもんでもあらへんしー)
音楽を表現する力量の差は、それこそ身体表現芸術の愛好家の方たちからは一目瞭然だったのではないでしょうか。
(バレエ界の方たち、音楽界の方たちが絶賛してくれはるのは羽生くんやー)
また、エンターテイメントとしてのフィギュアスケートと考えるなら、多彩なジャンルができるほうが可能性は広がりますから。
(カッコいいパリ散、美しいバラ1、オリンピック金メダル🥇SPだけでもこの振り幅)
ちょっと珍しい技をするとか、奇抜な衣装などだとすぐに見慣れてしまいますから、そこはやはりスケートの魅力がないことには如何とも…
(やっぱりその本筋に帰るんやね)
…………
某先輩とそのファンからしたら、
現地観戦の応援エネルギーで圧倒して、
これで勝たないのはおかしいという雰囲気にしたら、
高得点で優勝→スターに
という流れでいけると思ったのかもしれませんが。
(国内限定で通用する戦法やな、
しかも羽生くんはスポーツとして真っ当に勝負して、
勝てる算段して挑んだんやし)
某後輩とそのファンからしたら、
某先輩のやり方を踏襲して、
「人気」と言い続けていたら信じてもらえると思って、
「ゴエー」連呼したらそれが通ると思って、
羽生くんより高い得点と順位を得たらそのファンも流れてくると考えたのかもしれませんが。
(言葉は言葉でしかないんやし、
スケートの魅力で羽生くんとは歴然とした差があったのに、
順位だけでファンを横取りできるかもなんて厚かましいんやない?)
羽生結弦選手の実力と魅力は、
そんな目論見を吹き飛ばしてしまいましたね。
(美しくてカッコよくて可愛いんやもん、
無敵やー)
…………
羽生結弦選手はアイスショーの概念も、
プロのスケーターのレベルも、
根底から変えてしまって、
さらなる高みへと行くのでしょうね。
(プロのエンタメはもともと、
価格に見合う満足度がないと続いていけへんのやし、
アイスショーの業界がもう、
レベルアップさせんことには斜陽化が止まらへんのやろね)
人間どうしても楽なほうに行こうとするものなので、
簡単にできること、
難しいものに挑戦しなくてすむものに流されがちですが。
(そうやって「まだ大丈夫」と、自分より低いレベルの人と比較して、
あれよりはいいからとか思って、
だんだん堕落していってたら、
見るべきものが失われていくばかりやんかー)
手を抜く、楽をする、妥協するというのは、高額なものを提供しているときにやったらそっぽを向かれてしまうでしょうね。
(アイスショーが低価格になったかて、時間も移動も必要なら見るほどのものやないとこまで行かへんし)
そのあたり、価格に見合う満足度という面でも羽生くんに匹敵するスケーターさんはいないでしょうね。
(10人束になっても無理やと思うでー)
プロ転向してからの、スケート界の革新とも言える単独アイスショー。
(アイスストーリーであることも斬新やけど、見られるプログラムの質と量がめっちゃ凄いんやー)
来月のエコーズは世界配信だそうですね。
(どんなアイスショーか映像で見てもろても、それでもっと「現地で見たい」と思われるものにできるという自負と覚悟に惚れ惚れするわー)🥰
羽生結弦選手が健康で、思い描くスケートができますように。
(そこさえクリアしたら、羽生くんは無敵やー)
ツッコミつきの文章におつきあいいただき、ありがとうございました。
(羽生くん、あなたは最強〜♪)╰(*´︶`*)╯♡