フィギュアスケートで何を見たいと望んでいますか?


高難度ジャンプが決まるところ?

アクロバット的な動きをしてるところ?


スケーターさんに何を望みますか?


ドレスアップしてレッドカーペットを歩いて欲しい?

特別なファンサービスをして欲しい?


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どうも、あいえすゆうという組織は、スケートファンが何を望んでいるか?を把握してない気がするのは、私の気のせいでしょうか…


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たぶん、賛否両論あるのでしょうけど、私は、フィギュアスケートで「ルール違反する」選手たちには、あまり好意的にはなれないんですよね。


もちろん、ルールや採点がおかしいこともあるし、それに抗議したいという思いの果てだったのなら理解はできるんですけど。


それでも、スポーツってルールの中で闘うものでしょ?


フィギュアスケートは採点競技だから、少なくとも本番では自分(と、カップル競技ならパートナー)しかいないので、禁止技が危険なものだとしても対戦相手に危害を加えるわけじゃないんですが。


格闘技なんかで禁止技を使ったりしたら、生命に関わる重大事にもつながる可能性がありますよね?


スポーツはそれでなくてもけがとの闘いでもあるんですから、(危険だとしてであってもそうじゃなくても)禁止されていることは破ってはいけないと思うんです。


それにそもそも、ルールで決められている範囲で闘うのが、スポーツの筋なのではないんですか?


減点覚悟でやったと言えば聞こえはいいかもしれないけど、失格になったり、出場資格剥奪されてもやりたかった?のかはわからないので…


それをすることにどれだけの価値や意義を持っていたのでしょうね?


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私がこれまでの観戦で、禁止されていることをやったり、それに類似したものを見たのは…


あ、私の記憶違いとかあったら、ご指摘くださいね。


○バックフリップ


長野オリンピックでスルヤ・ボナリーさんが、

先シーズンアダム・シャオ・イムファくんが、

禁止技のバックフリップをしていたと思います。


○ボーカル曲使用


ソチオリンピックでミーシャ・ジーさんが、そのシーズンはまだ使用許可されてないボーカル入りの音楽を使用してました。


○ジャンプの繰り返し


平昌オリンピックシーズンよりも前に、エフゲニア・メドベデワさんが「跳べるから」と言って、余分なジャンプを(コンビネーションのうしろにさらに)つけていたと思います。


○ジャンプの規定無視


平昌オリンピックシーズンまではSPの単独ジャンプは難しい入り方からと決められていたのに、その規定を無視して助走から跳んでいたのはネイサン・チェンくんでしたよね。


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自分のできることを誇示したかったのか、

目立ちたくて奇をてらったのか、

何かをアピールしたかったのか、

面白半分だったのか、

得点のためにやったのか、

ファンを得るためにやったのか、


私にはわからないけど…


ルールの範囲内で「え?こんなこともできるの?」と印象づけたり、それをトレードマークみたいな技にしてしまうことは、できると思うんですよね。


逆回転スピンは知子ちゃんの十八番でしたけど、ゆなちゃんが今やってくれて嬉しいし。


何なら誰か、逆回転ジャンプしてもいいと思いますよ?


さっきは左回転でルッツ跳んだのに、今度は右回転でループ跳んだ???なーんて、もしできたら凄いことなのでは?


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ファンは、クワドが多いプログラムとか、バックフリップとかを見たいと望んでいるのでしょうか?


だったら別に、EXやアイスショーでは禁止されているわけでもないので、バンバンやればいいと思いますよ?


本当にそれが見たいものなら、それで集客できますよね?


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体操で鉄棒の降り技で着地のときに、伸身の新月面を実施する選手たちは何人かいると思います。


同じ技を何度も見たから飽きるとか、競技のファンの方たちが言っているとは思いません…


同じ技を見たら、誰の実施が最も良かったか?がわかりますよね。


もっとも、それまでの技の難易度や完成度の差があるので、降り技だけで得点が決まるわけじゃないけど。


少なくとも、そこをピタッと決めたら、見ていて爽快感があるので…


「こういうのが見たかった」につながるのではないでしょうか。


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フィギュアスケートでは技の出来栄えをGOEで採点していたはずですよね。


同じ技をしても、もらえる得点はそこで違ってくる…


本来なら、そのGOEで高く評価されるスケーターさんが、見たいと望まれると思うんですけど。


採点が迷走していると、ファンの方たちそれぞれが自分の目を信じるしかないような気がします。


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採点競技はどうしても、難易度と完成度のせめぎ合いなんですよね。


だけど採点がどうであっても、スケーターさんはご自身の理想を追い求めてくれたらいいなと思います。


難易度を上げるのか、

完成度を高めるのか、

表現力を磨くのか、


失敗しないことに集中するのか、

高得点がもらえればいいのか、

目立ってファンが増えればいいのか、


どういうスケートをするのか?で、そのスケーターさんの目指しているものがわかるかもしれませんね。


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羽生結弦選手のスケートは、どこまでもご自身の理想を追い求めているもの。


妥協せず、長いものに巻かれず、権力におもねらず、


ひたすらに高難度の技も美しい実施になるように鍛錬を重ねて、

音楽の良さを感じさせてくれるプログラムにして見せてくださっています。


もう、羽生くんのスケートを見るだけで、私の「フィギュアスケートを見たい」欲はほぼ満たされるんですよね。


まあ、スロージャンプやリフトは見られないので…


そのあたりはりくりゅうとあずしんに期待しています。


羽生くんリスペクトの選手たちが、何を理想として自分のスケートを磨いていくのか…


それは得点よりも、スケート自体に現れてくるのではないでしょうか。


それこそが「羽生くんの次に見たいと、ファンから望まれるスケート」に近づく選手になれる秘訣かも?


読んでくださってありがとうございました。