哲学というと、何を思い浮かべますか?


何やら高尚な、難解な、わけわからんこと言って煙にまくようなイメージではないでしょうか。


最近、Xでフォローしている方の長いつぶやきから興味を持って、著書を購入したんですが。


いやー、こんなに

目から鱗

の落ちるものなら、もっと早く読みたかったわー


篠原信さん「世界をアップデートする方法」(集英社)


できるなら、世界史を勉強する前に読みたかったくらいです。

著者さんは私より年下だから、私が高校で世界史を勉強してた頃は中学生くらい…無理な注文やな。(^◇^;)


…………


篠原さんは「知らないなら意見するな」という考えとは逆の立場で話しておられるようです。


それにも影響を受けて、この数ヶ月「素人が考えた政治の話」的なブログも書きました。


さまざまな意見、考え方が世の中にはあって、その中には「あ、これならいけるかも?」というものも出てくるかもしれないでしょう?


本当に役に立つような有意義な意見は砂丘で金の粒を見つけるほどに少ないとしても、このご時世、SNSでつぶやいた意見の賛同者が多くなれば、その言葉はあちらこちらに届くことになりますよね。


そんな、金は無理でも、ちょっとは価値があるかも?というようなひとつぶの砂になれたらいいなと思います。


…………


羽生結弦選手のファンの方たちの中ではご意見が分かれるのかもしれませんが…


某元選手の中に「氷上の哲学者」とか言われていたスケーターさんがいて、それで何だか、余計に?「哲学?あ、いらんわそれ」となってしまったように思うんですよね。

皆が皆、私と同じと思ったらあかんがな(^◇^;)


ですが哲学って、本当はもっと面白いものだし、世界を変えていくのにはそういう「発想の転換」「常識を破る」思想の持ち主が必要なんですよね。

と、篠原さんの著書を読んで思いました。


それで、Mさんはスケート界の常識を破っていったか?というと…


難しい言葉で煙にまくのはやったけど、これまでと違うことって、振り付けを継承していきたいとか言っていたくらいで、そんなもん、どっかで立ち消えになったんとちゃうかー?


まあ、それに見合うほどの実力や実績がないと、その世界の常識を覆すのは難しいですよね?


😅( ̄▽ ̄;)😅


…………


現在、フィギュアスケート界では、

実力、実績、魅力、人気、知名度、好感度で

並ぶものなしの

羽生結弦選手

が、次々とこれまでの常識をひっくり返しています。


プロ転向後ずっと、

プロのほうがアマより実力が上(他のスポーツならそれが当然だけど)

単独アイスショー開催(不可能と思われていたのでは?)

アイスショーでクワドも3Aも入れたプログラムを中心の演目にする(😱怖っっっ)

ライブビュー、配信、CS放送、ディズニー+などでアイスショーを中継🥰


と、これまでなかったことをやってのけてます。


哲学が

難しい言葉で一般からは敬遠されるものではなくて、

過去の常識を破り、新常識を創るものであるなら、


羽生結弦選手こそが氷上の哲学者

と言えるのでは?


ちなみに私は、「難しいことを簡単そうに見えるように美しく実施する」のが理想とおっしゃっていた内村航平さんのように、

それをスケートで体現している羽生くんが最も理想的なスケーターだと思っていますし。


難しいことをわかりやすい言葉で伝えられる方のほうが、わかりにくい言葉を使う人より頭脳明晰と思っています〜


とりとめのないブログを読んでくださって、ありがとうございました。