羽生結弦選手のRE_PRAYガイドブックを読んで、これまでも思ってきたけどさらにそうだよなぁと確信したことがあります。


羽生結弦選手はフィギュアスケートのプロフェッショナル‼️


それも、独走体勢に入った、唯一無二の桁違いのトップ・プロなんですよね。


アマチュアの競技に出場していた頃からそうだったけど、プロ転向してからはさらに向上に努めていますから。


それはこれまでの「示された選択肢」からどちらに進むか?でも現れていたと思います。


○フリーに入れるクワドの種類を増やすか?


ダムパリから4S、4Tの2種類、

ホプレガから4Loも入れて3種類、

SEIMEIから4Lzも入れて4種類、

(オリンピック前のけがに繋がった4Lzはその後、封印されることが多かった?)


別の選択肢:  4Tだけでソチシーズンまで闘うことも可能だった。


○SPでクワドを2本跳ぶか?


平昌オリンピック前のルールではSPの単独ジャンプは難しい入り方からと決まっていた。

SPでクワド2本というのは、そこをクリアしないと入れられない(はず)


他の選手たちの中には、難しい入り方からというのをスルーして、単独クワドを跳んでた人もいたなぁ。ニヤリ


○GOEで最大値をもらえる努力をするか?


難しい入り方から、着氷後も工夫して、高さと飛距離のあるジャンプを美しい実施で跳んでいる。

スピン中に手の動きをつけて音楽を表現する。

(何故軸がブレないのか謎)


何もしなくてもGOEで爆盛りされる選手たちもいたけど…えー


○基礎点が1.1倍になる後半に高難度ジャンプを跳ぶか?


コンビネーションジャンプを後半に跳んでいた。  

平昌オリンピック後、ルール変更されてからは、GOEで1.1倍のボーナス効果が吹っ飛ばされることも…ショボーン


○跳び方が正しくないジャンプを入れるか?


これはNO。

4Fはエッジエラーを気にしなければ跳べると言っていたけど、試合では入れなかった。


とにかく跳んでしまえーという選手たちもいたなぁ…キョロキョロ


○エレメンツを音楽に合わせて行うか?


バラ1を2014年になかなかノーミスできなかったのは、3-3が音楽のタイミングに合わせにくかったのかも?と、勝手に憶測。

4-3にしてから世界記録を何度も更新した。


他の選手たち:  女子はわりと頑張っている?男子は…(⌒-⌒; )


○プログラムの世界観に合う衣装で表現するか?


RE_PRAYの8bitユヅル、これが通用するのはプログラムと衣装のイメージが結びついているからこそ。


スケーターさんが着てる衣装でプログラムを当てるというクイズがあれば、正答率は?


○やったことない動き、苦手なことをするときにどうするか?


できるまでやる。

できるようになったら完璧にできるまでやる。

完璧にできるようになったら何度でも完璧にできるまでやる。


他の選手でいましたねー、苦手なものはジャッジから見えにくいところでやるとか言っていた人。


○アイスストーリーに沿ったプログラムだと難易度が高くなる場合


普通なら失敗したくないから、安全策をとると思うんですよ?

やるんですね、超絶スピンプログラムのメガロのあとに、高難度ジャンププログラムの破滅…ガーン


他のスケーターさんの場合、そもそも高難度ジャンプを入れたプログラムをアイスショーですること自体があまりない。

まして、スピンばかりのプログラムなんて…


…………


常に、より良いスケートのために、よりそのプログラムにふさわしいもので、その選択の成果が全部、掛け算になって…

何桁ぶんもの実力差になっているのかも。


これほどに、向上心溢れる方がトップにいるんですから。


目が離せませんね。


読んでくださってありがとうございました。