フィギュアスケートを見ていて思うんですが、どのスケーターさんも、印象に残っている試合、プログラム、技などは限られている気がします。


(いくつ思い浮かべられるか?と言われたら、羽生くん以外だと、片手の指で足りてしまうんや)


伊藤みどりさんならカルガリーオリンピック、女子では世界初成功の3A、アルベールビルオリンピックでしょうか。


(知子ちゃんなら逆回転スピン、ファイアーダンス、平昌オリンピックかな)→私の好みです。


ただ、ソルトレイクオリンピックから採点方法が変わって、それまではお手本と呼ばれていたステップがレベルを取れなくなった、という話があったんですよね。


(私の中では今も、羽生くん以前に「世界一のステップ」と呼ばれて納得できる日本人スケーターは、世界選手権優勝したときの佐藤有香さんなんや)


長野オリンピックのときのキャンデロロさんなんて、キャンデロロスピンとか、剣さばきステップとか、現行の採点だとレベル取れるとは思えないんですが、あれが印象的な場面でしたよね。


(一番盛り上がるとこやんかー)


羽生結弦選手がプロローグで小学生の頃のプログラムをやったときに、当時と現行ルールのステップについて言及していた気がします。


(そういう、点数にならないようになったことで、やらなくなった選手たちが増えても…羽生くんはそのときのステップもまだ憶えてはったんやな)


こんなことを考えたのも、Fのフィナーレでの羽生結弦選手の「グループ巡りステップ」が、現在のルールでは評価されるものではないのだろうなと感じたからです。


(評価されへんものが廃れていくんやとしたらもったいないなー)


もっとも、あいえすゆうは頑なに羽生結弦選手の実力を認めようとしませんでしたから、あのステップがレベル4GOE+5に値するものであってもそう評価はしない気がします。


(そして、あんな動きで観客をわかせるスケーターさんは、他にいてへんし)


…………


ところで、冒頭の印象に残っている試合、プログラム、技って、羽生結弦選手なら何を思い浮かべますか?


試合だと、

2012年ニース世界選手権、

2014年ソチオリンピック、さいたま世界選手権、中国杯、GPF、

2015年NHK杯、GPF、

2017年ヘルシンキ世界選手権、

2018年平昌オリンピック、

2020年四大陸選手権、全日本選手権…


他にもそれぞれのファンの方たちが思い浮かべる試合がありそうですよね。


プログラムだと、

ロミオとジュリエット、パリの散歩道、バラード第1番、オペラ座の怪人、SEIMEI、HOPE&LEGACY、ロンカプ、天と地と…


技だと、

世界初成功の4Lo、

北京オリンピックで挑んだ4A、

最高クオリティの4T、

同じく最高クオリティの4S、

入り方のバリエーションに富んだ3A、

フライングキャメルからのドーナツスピン、

ビールマンスピン、

パンケーキスピン、

ハイドロブレード、

レイバックイナバウアー、

ツイズル、

ベスティ、

ハイキック、

ヘランジ…


ちょっとー

書ききれへんやんかー

どれだけあるんやー


そして、恐ろしいことに、どの技も他の選手たちもできる(かもしれない)けど、世界一美しい実施は羽生結弦選手だと思います。


(異論はありませんね?…て、ここに読みに来てくれはる方たち、羽生くんのファンばかりやんかー)(^◇^;)


その美しい実施は、もう、次の段階に来ているようで、どの技が実施されたのか確認するまもなく流れるように繋がっているんです〜


(そして流れをぴたっと止めてハッとさせられる…魅了されるばかりやわー)


音楽を、プログラムの世界観を表現するとは、こういうことなのだなと改めて感じられるスケートですね。


(ラブラブラブラブラブあ、🥰ハートばかりになってしもた)


羽生結弦選手のスケートを見られる幸せに感謝します。


(今日も明日も、健康を祈っています)


ツッコミつきの文章におつきあいいただき、ありがとうございました。


(途中ツッコミ入れるの休憩してたけどな)(⌒-⌒; )