素人が考えた責任問題です。


メディアの誘導により、日本が責任転嫁社会になっている気がします。


事件が起きたときに、

被害者にも何か落ち度があったのではないか、

加害者がこうなったのも社会に責任がある、

こういう論調が必ず出てきますよね。


被害者に落ち度があったかもしれないというのは、正当防衛の可能性があるときだけでいいのではありませんか?


被害者に責任転嫁せずに、加害者を犯罪者として裁くのでなければ、一般市民は安心して暮らせません。


事故ならともかく、事件の加害者になるのは「自分からそれを選んだとき」だけです。


善良な市民は、被害者になることを恐れることはあっても、加害者になることを恐れることはないのではないでしょうか。(冤罪の可能性はあるけど)


だから加害者には、相応の処罰がされることを望むんです。


そして、被害者の粗探しなんてしなくていいんです。


加害者がいなかったら、被害に遭うことはなかったはずですから。


…………


政治についても、何でもかんでも「有権者の責任」に転嫁するからいけないのでは?


100%信用できる候補者がいますか?


何か政治家が問題を起こすと、「こんな政治家に投票した人にも責任がある」論調になりますよね。


そんなことで責任を問われたら、誰にも投票できません。


それで投票率が下がれば、国民が政治に関心を持たないからいけないと言うんでしょう?


では、どうすればいいんですか?


メディアが、有権者ではなく、問題を起こした政治家本人だけの責任として追求してくれればいいと思います。


また、その問題への追求も問題で…


ことの重要度を認識しているのか?と思うことが多々あります。


外国との交渉で日本に不利益なことに決まったら、国益の問題になりますよね。


それと政治家個人のスキャンダルとでは、ことの重要度が違うでしょう?


現政権が諸外国に「いい顔をする」ために国益を損なっていることを、もっとしっかり報道してもらいたいものです。


…………


それでも、メディアの中にはまだ、世の中のために役に立つような報道をしようと頑張っている方たちがいるのだと思っています。


組織の中にいてはなかなかできないかもしれませんが、報道の良心はまだ残っていると信じたい。


また、政治家さんたちの中にも、有権者の信頼に応えて、より良い未来のために頑張っている方たちがいるでしょう。


メディアはそういう、良いところや成果にも目を向けて、きちんと是々非々で報道してくださいね。


より良い未来のために役立つ情報を提供するのが報道であって、自分たちの望む方向に誘導するのは役割から逸脱していると思います。


判断するのは、有権者それぞれなんですから。


読んでくださってありがとうございました。


あ、最後にもうひとつ。

良心と責任感を持って仕事してくださっている方たちには、心からの感謝と敬意をこめて。

その努力が報われますように。