本日、書店にてクワドラプルアクセル2024を購入しました。


(最初に行った本屋さんで見つからへんかったら、やっぱりご縁がなかったんやて思ったかもしれんけど)


残りわずかとなってましたが、さすがに県下有数の大型書店ですね。


(このところ読書への意欲自体が『バカタレ週刊誌と同じ出版社のもの』に阻害されてたけど、他にも読みたいものが見つかったし嬉しかったー)


Xで「こういう考え方もあるんだ」という発見があると、その方(たち)の著書にも興味が出てきますから、そういう書籍も書店買いできて良かったと思っています。


(Xで発信ていうのが今ふう?なんかな、出版社からとかではない、新たな宣伝方法?)


また、読み終わったら紹介するかもしれませんが、ネタバレってどこまでOKなんでしょうね?


(著作権とかの問題もあるし、レビューも難しい気ぃする)


それで、クワドアクセルさんなんですが、わかっていたこととはいえ、羽生結弦選手はとことんまでご自身のスケートを高めていくのだと改めて感じました。


(今さらといえばそうなんやけど、プロのアスリートとしての覚悟がわかるインタビューやった)


…………


ところで、羽生くんがプロになってから、

アイドル売りに困惑とか、

エンタメ界に染まることに疑問とか、

芸能人のようになることに反感とか、

あったんですか?


(Xでとかバカタレ週刊誌の見出しとかネットニュースとか、チラッと目にしただけやし、それも最近のことだけとちゃうし)


私が思うに、アイドルとか芸能人とかエンタメに対する偏見とか反感の大部分は、「楽して儲けることへの危うさ」と、そこにアヤシイ勢力が近寄る隙があると予想できるあたりなのではないでしょうか。


(TVに出てしゃべっているだけで有名人扱いされることあるし、そういう「楽して儲けてる」のはどないやねん?とは、私かて思うし)


TV局のような大規模な組織からすると、「出してやろう」と言うとホイホイ喜んで出たがる人ばかりを相手にしていたら、簡単に取り込むこともできていたのでしょうね。


(実際、特にTVなんて、羽生くんがプロになったら「お仕事ください」て来ると思って、てぐすね引いて待ってたんとちゃうかー?)


TV局やでんつーなんかは、羽生くんを利用したくてたまらなかったのに、そうできなくて腹を立てているように見えます。


(TVにしてみたら、アスリートのセカンドキャリアとして「人気ある方には番組のレギュラーになって欲しいんですよ」とお誘いしたら、たいていOKしてもらえてたから、同じようになるて目論んでたんやない?)


実際のところ、完全に引退したアスリートならそれもいいんでしょうけど、羽生くんは本気で「プロのアスリートとしてのフィギュアスケートの開拓」に取り組んでいるので、TVに出演する時間なんてそんなに取れませんよね。


(ファンとしてもっとTVとかでも見たいと思ったとしても、その撮影や準備ために使われる時間が「羽生結弦のスケート」のためのものではないなら、かえってもったいないし)


元アスリートでTVタレントのようになった方たちはわりといるのかもしれませんけど、目新しい時期が過ぎてもまだ需要があるとしたら、よほど競技に詳しいか、本人のキャラクターが好かれているか、さまざまなことにチャレンジしていけるか、などの付加価値が必要なのでしょうね。


(親の名前でいつまでも仕事もらっとるのもいる気ぃするけどな)


そもそも競技で成績を出した直後のインタビューなどなら、それなりに気を遣ってもらっていたでしょうけど、そんなふうにチヤホヤされるのが当たり前という感覚でお仕事されては、現場は迷惑なだけではないでしょうか。


(自分は人気があるからしゃべるだけでずっと出演オファーが来るなんていう、思い上がった思い込みしてるアスリートもいそうな気ぃするけどな)


…………


羽生結弦選手がしてきたことを見ていたら、そんな、楽をしようなんて全く考えてないことがわかるはずなのに。


(それどころか、以前よりもっとしんどいことしてはる気ぃするがな)


だからこそ、見たいと思うんだし応援意欲満々になるんだし、これからがもっと楽しみになるんですよね。


(少なくとも、アスリートでもアーティストでもクリエイターでも、楽なようにしていこてなった瞬間に、見てもらう価値が下がっていくんやないやろか)


羽生くんの高みを目指すアスリートの心意気に、表現を磨き上げていくアーティストの魂に、その創りこんだ作品で魅せていくクリエイターの姿に、私は、ファンになって良かったなと思っているんです。


(そしてやってることはやっぱり、えげつないくらいに誰も真似できないトップアスリートの高レベル)


アイドルとか芸能界とかエンタメとか言って、「楽して儲けてる」みたいに思わせるような印象操作されても、アイスストーリーの中身を見ればクオリティの高さがわかるはずです。


(その中身のクオリティ自体を低く評価したら、あるいはスケート界がその偉業を無視したら、その印象操作をみんな信じるやろうと思うあさはかさはどこからくるんや?)


…………


羽生くん、どこまでも、ご自身の選んだ道を歩いていってくださいね。


(ずっと、「私がこの世界のルールだ」で、構わへんのやで)


それをずっと見続けられる、応援できる幸せに感謝します。


(さあ、次はFaOIの出演やー)


羽生結弦選手が健康で、思い描くスケートができますように。


(その思い描くスケートって、めっちゃ高い理想のような気ぃする)


ツッコミつきの文章におつきあいいただき、ありがとうございました。


(以上、満丸本七でしたー)