母の日ですね。


全ての母である方たちに感謝します。


全ての

「母を助けた」方たち、

「母が守ろうとした子たちを守った」方たちにも感謝と敬意を込めて。


ありがとうございます。


…………


政治、というか、法律の話です。


日本では女性の人権はどうなっているのでしょうか?


性暴力の被害にあった方たちは、法的に、きちんと守られてますか?


加害者は処罰されていますか?


被害者は2度とその加害者から、さらなる暴力を受ける心配なしに暮らせていますか?


そして…「母になる権利」を守られていますか?


ここでいう性暴力には、LGBTQと呼ばれる方たちのことは入れていません。


精神的にではなく身体的に、

加害者が男性、被害者も男性とか、

加害者が女性、被害者も女性とか、

加害者が女性、被害者が男性、

という場合にはあり得ない一つのことだけをテーマにしています。


加害者が男性、被害者が女性である場合のみに発生する別の問題、被害者の「妊娠の可能性」について、です。


女性には、自分が子を授かったときに、産みたいかどうかを選ぶ権利があるはずです。


ところが現状では、性暴力の被害にあったときでさえ、

アフターピルもすぐには処方してもらえないとか、

妊娠中絶には(子どもの父親の)同意が必要とか、

身体にかなりの負担がかかる中絶手術を受けることになるとか、

被害者である女性にいったいどれだけの、さらなる負担がかかる制度になっていることでしょう。


私も最近になって知ったのですが、内服薬での妊娠中絶も可能なのだとか?

日本ではまだ許可されていない?


そもそもアフターピルをすぐに購入して服用すれば、妊娠自体を防げるのだとか?

処方箋が必要で、薬局で手軽に購入はできないのだとか?


そんなことさえ教えてもらえず、一人きりでどうにもできない状況まで追い詰められる女性が、これまでどれだけいらっしゃったのでしょうか…


…………


母になることは、女性にとって「望ましい状況で子を産む」権利であるはずです。


残念ながら授かることができなかったり、流産や死産することはあるでしょうけど。


母になりたいと望んで、子を産む権利があるはずです。


それは権利であって、義務ではないでしょう?


全ての女性が、「望んで母になる権利」を得られるように、

望まない妊娠、特に性暴力の被害による妊娠をせずにすむように、

法的整備がなされることを願っています。


読んでくださってありがとうございました。