妄想と憶測です。


羽生結弦選手が北京オリンピック後プロ転向したとき、フィギュアスケート界は何を期待していたか?


○現オリンピック金メダリストに人気が移行


オリンピックの金メダリストがスターになると確約されているのであれば、ライサチェクさんやデービス・ホワイト組でとっくにコメのアイスショーは満員御礼になっていたはず。

…と、私は思うんですが。

違う予想していた人たちもいたのかも?(⌒-⌒; )


○羽生結弦選手の出場しない試合で盛況


他のどのオリンピックメダリストが出場しなくなっても試合が注目されていたのは、羽生くんがアマチュア競技の世界にいたからこそ。えー


○羽生結弦選手は各アイスショーに出演


これを一番頼みにしていたんでしょうね。

全部のというのは無理でも、既存のアイスショーを盛況にしていって、フィギュアスケート人気として盛り上がっていけることを。ニヤリ


…………


羽生くんがプロのスケーターとしてやっていくなら、アイスショーに出演するしかありませんよね。


ご自身で主催するなら、他のスケーターさんを呼ぶことになります。


TOIに何人のスケーターさんが出演したのか私は知りませんが、CWWには10名もいませんでした。


当時もひょっとしたら…と言われていたことがあるけど、すけれんの所属選手たちには頼めなかったのでは?説とか、羽生くんが所属しなかった某事務所の所属スケーターさんには出てもらえなかったのでは?説とか。


そうなると、そのときよりもさらに条件が厳しくなってきた2022年において、羽生くんが新たなアイスショーを企画しようとしても、出演してもらえるスケーターさんがいたかどうかわかりませんよね。


ツユからは来てもらえるかわからないし国内外のファンの方たちの反応も不明、バトルさんとウィアーさんはそろそろプロスケーターとしても引退時期、佐野さんはさらにもっと年配、無良さんはプロになってすぐの頃よりはコーチ業ですけれんとの関わりが多くなっている…


オファーしてすぐに承諾してもらえそうなのは、シェイリーンさんくらい?


羽生くん主催のアイスショーに出演者が集まらないなら、すけれんは交換条件とかも提示できたのではないでしょうか。


このスケーターさんたちをそちらのアイスショーに出演させてあげるから、こちらのアイスショーにも出演するように…なんて。


それで、「直近のオリンピックの成績順でランクづけ」したアイスショーで、羽生くんを北京メダリストより格下扱いするつもりだった、とか。


ありそうな気がする〜キョロキョロ


それを全部覆したのが、単独アイスショーだったわけです。


…………


お待たせしました。


今日はプロローグについての話です。


ん?前置き長すぎですか?


でも、その「羽生結弦選手がプロ転向にあたってどういう状況に置かれていたか」を踏まえてじゃないと、プロローグで単独アイスショーを成功させたことの意味が伝わりにくい気がするんですよね。


羽生くんは、北京オリンピック後世界選手権には出場せずに、プロ転向の決意表明しました。


その時点では、どういう活動をしていくか、全く未知数だったわけです。


普通なら、プロスケーターと言われて思いつくようなこと、アイスショーに出演する&自分のアイスショーを主催する、の二本立てと思うでしょう?


つまりどちらも、すけれんにとっては羽生くんより上の立場でいられたはずなんですよね。


それを「単独アイスショー」という

画期的な、前代未聞の、想定外の、

プロローグであっさりとひっくり返してしまったんですから。びっくり


…………


私は単独アイスショーと知ったときに、

これですけれんからは完全に解き放たれて、

ファンにとっては羽生くんのスケートだけを見ていられる最高のアイスショーを堪能できるんだー❣️照れ

と、喜んだんです〜


けど、それだけでは済まなかった…


私は知らなかったんですが、CWWのときもライブビューとかあったんですか?


CS放送はあった気がします。


けど、CWWに出演していたのは、日本でお馴染みのスケーターさんが多かったですよね?


羽生結弦選手ただ1人のために、どれだけのライブビューとCS放送の需要があるか?


私には相当あるだろうなと予想できましたけど、主催側の…そういう手配をする立場の方たちが、どのくらいを見込んでいるか?の予測ができませんでした。


まして、全日程のTVカメラ撮影、収録はしてもらえるかどうか…


そのあたりは杞憂でしたね、良かったです〜


ライブビューもCS放送も楽しめましたし、今度は円盤化まで‼️


おねがいおねがいおねがいおねがいおねがい


そして、このプロローグがどれだけ前人未到のアイスショーだったか、それを残していけるというのが嬉しい❣️んですよね。


…………


プロローグの画期的なところ


○6練からの高難度プログラム


私の夢、願望がいきなり叶った「6練ずっと羽生くんだけ見ていたい」❣️

それは試合の現地観戦しなかったら叶わないはずのものだった…

それが叶った、しかもプログラムがSEIMEI様。

ライブビューで、涙でボヤけてしか見られなかったけど。

競技では入れられない3Aを3回って…

プロになって良かったをここでアピール?😅

そして衝撃的だったのが、6練で全くスピンしてなかったこと。


○三味線とのコラボ


CHANGE❣️

カッコ良かったですよね。

三味線ってあんなに素敵な音楽になるんやー照れ

その良さをさらに羽生くんのスケートが輝かせる❣️


○リクエスト&トーク


これは単独アイスショーならメインになるかな?と予想していたもの。

なのに、ひとつのコーナーになっただけで、他は全部スケートと映像って…

リクエストが日替わりで、一期一会だと実感。


○競技プログラム


伝説のニース世界選手権のロミオ‼️

羽生くんの経歴で欠かせないプログラムをここでやるの???

体力どうなっとるんやー

3A-3T…びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり


○新プログラム


クールダウンの動きを取り入れたもの。

スケーティングの良さを堪能できるプログラム。

プロジェクションマップとの融合も素敵。

初日から、リンクに書かれた文字を読み取った方たちがいらっしゃったことにもびっくり‼️


○定番プログラム


春ちゃんもプロジェクションマップと共に。

このプログラムももう定番になっている感じ?

あんな、いくつもプログラムをやったあとで、春ちゃんのハイドロからスッと立ち上がるのは、今でも意味がわからない。

重力はどこに?


○VTR


これはテレ朝さんの持つ映像がメインかな?と思うけど、制作にどのくらい羽生くんご本人が関わったのでしょうね。


…………


羽生くんには、一人きりでアイスショーを開催して完遂する力があり、集客も桁外れということを国内外に知らしめたプロローグ。


これで、この先ずっと羽生結弦選手が単独アイスショーばかりすることになったら、スケート界はその集客力や注目度の恩恵にあずかるのは難しくなってしまう。


さあ、どうする?


…………


からの、


千秋楽での

2023.2.26

東京ドーム

GIFT

の告知。


最後まで余韻に浸るのではなく、もう、次へと発進している…


本当に、プロローグが序章でしかなかった件ですね。


読んでくださってありがとうございました。