先日のブログで、羽生結弦選手を「記念の時に望まれる方」と書いたんですが。


記念とは関係なく、時に望まれるということは、誰にでもあるのかも…「ああ、今がそのときなんだ」という感覚を持つようなときが。


それは、勘が強いとかスピリチュアルとかと言い換えられるのかもしれないけど、もっと何というか…


強く望んで、望んで、なかなか叶わなくて、でも諦められなくて、ずっと望んで…やっと叶ったときに、「自分はこれを『今』叶えるためにこれまでは叶わなかったんだ」と感じたというような…


どう言い表わすと伝わるかわからないけど、それは「今」である意味があったのだなと納得できる…たとえその「今」が「遅かった」とそのときは思っても、あとから「あのときで良かった」という感じになったりするような、そんな感覚。


だんだん何言ってんのかわからなくなってきたぞー


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…………


私は義母を10年以上自宅介護しました。


私が子宮内膜症や乳癌の手術を受けたときには、義母にはショートステイに行ってもらったりレスパイト入院してもらったりしてました。


私にとって2016年は色々と…節目の、転機のときだったのかもしれないなと思います。


その頃から義母の介護にそれまでより手がかかるようになって、(というよりはそれまでが、ほとんど手がかからないくらいだった)私の負担が増えたなと感じました。


息子が20歳になり、その日に…私は自分の胸の形が左右で違うことに気づいて、右胸の乳輪あたりにしこりがあることにも気づいて、検査を受けて手術することになりました。


2016年…ボストン世界選手権があった年です。


アイスショーにも羽生結弦選手は出ていませんでした。


タイガースの藤浪投手の、入団以来続いていた2桁勝利が途絶えたのも、この年でした。


私はもう、家族のためだけに生きることになるのかな?スポーツで、息子と同い年の選手たちを応援して得てきた楽しみや励みは、諦めたほうがいいのかな?と、チラッと考えてしまったのは…


まあ、病気で多少?気が弱っていたのかもしれないけど、2013年にファンになって以来、波はあったけど上昇していく選手2人を応援していて、まさか同じ年にそれが失速?するなんて、何だか…


良くない考えばかりが頭に浮かんだんですよね。


まあ、入院中に息子に、家族のこと以外では「羽生結弦が平昌オリンピックで金メダル取るのと、タイガースが優勝して藤浪晋太郎がMVPを取るのとを見るまで死にたくない」と言ったら、「オリンピック金メダルはともかく、藤浪とタイガースは難しいんとちゃうかな」なんて冷静に答えられてしまったんですけどね。


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手術後順調に回復して、退院して、その後…


羽生くんは4Loを世界初成功させてくれました。


そして、2017年になって、ヘルシンキ世界選手権でパーフェクトなHOPE&LEGACYで逆転優勝してくれました。


あのときから、私はずっと、ずっとずっと、心に光が…「これを見られただけでも、生きていた良かったな」という幸せの光が灯ったままです。


激動の?2016年を乗り越えて、その先にあった2017年に生涯心に抱いていける宝物をもらったんです。


いつか理想的なフィギュアスケートを見てみたいと望んでいた、その理想を遥かに超えるプログラムを応援していた選手が見せてくれたことで。


…………


あれ以来、その恩をどうやって返したらいいのか?と、思っていました。


平昌オリンピック後の羽生結弦展では、ある程度グッズを購入しましたけど…


乳癌の手術で入ってきた保険金のうち、自分が自由に使おうと思っていた分はまだ残っていたので…


何か、羽生結弦選手に「恩返しできる形で」使いたいなと。


だけど何も思い浮かばないし、遠方に応援にも行けないし、焦ったいなと感じてました。


ですがその後、コロナ禍があって試合が中止になったりもして、先が見えない時期が続いたあとに…


北京オリンピックが、そして、羽生結弦選手のプロ転向があったんですよね。


義母が亡くなったのは北京オリンピック前、羽生くんがけがでNHK杯を欠場したあとくらいでした。


当時はそんなことは全く思ってなかったのに、介護を終えて時間に多少の余裕ができて…それからの、羽生くんのプロ転向でしたから。


義母が、私を止めていてくれたのかな?と感じたんですよね。


「お金はなあ、大事に使わなあかんのやで。プロになってからのほうが、もっとようけ応援したげんとあかんのやろ?誰の懐に入るお金なんか、考えてから使いや」…なんてことを義母が言ったわけではないのに、そう伝えてくれたような、妙な感覚になりました。


FaO I神戸に初の生観戦しに行ったのは羽生くんがプロ転向を表明する前でしたけど、私はそのとき、パンフしか購入してなかったんですよね。


何か、スケーターさんの発表のしかたが納得できなかったので、主催側にあまり稼がせる気にならなかったというか…


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あ、先日の引用リプ主さん、読みに来てませんかー?


はーい、私のドケチエピソードですよー


(^◇^;)


てへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろ


話がよそに行ってしまいました。


とにかく私は、「羽生くんの役に立つ形」でオタ活費を使いたい、そのためには何にいくら使えばいいか考えないといけないと思ったんです。


…………


その後、GIFTとRE_PRAYさいたま初日は先行で当選したので見に行きました。


昨年のFaO I神戸はハズレました。


でも、それで良かったのだと思っています。


ハズレたときは、私が行くべきときではなかったのでしょう。


当たったときは、義母が長年の介護のお礼に?私に当ててくださったのかもしれません。


RE_PRAYはもともと、さいたま、佐賀、横浜のうち、当たったところに行くつもりでしたから、さいたまで初日に見に行けて良かったです〜


だけど気をつけないと、散財してしまったら続かなくなりますよね。


もちろん、今が大事だからと集中的に見に行く方たちもいらっしゃるでしょう。


私よりずっと金銭的に余裕がある方なら、あれもこれもと見て購入する方もいらっしゃるのかも?


私は、今後10年以上は羽生結弦選手がプロスケーターとして活躍すると思っているので、10年はもつくらいのお金の使い方をしていきたいと思っています。


そして、今激戦になっているチケット争奪戦で、もしも悲しい思いをずっとしてる方がいらっしゃるなら、もしかして…


「今後もっと長く応援するために、資金は残しておく」ときなのだということかもしれませんね。


長く応援するには、資金だけでなく、それだけの「想い」も必要ですから。


そういうときだったのだと…


後から気づく日が、いつか来るのかもしれません。


私には、あのときも、このときも、ご縁があったとき。


チケットにご縁がなかったときは、そういうときだったのだと思うので…


お金と時間を有効に使って、しっかり応援していきたいと願っています。


読んでくださってありがとうございました。