Xで「何落ち」という話に乗っていたら、すっかりあの頃の気持ちになってしまいました〜
私は2013年福岡GPF落ちです。
SPのパーフェクト4Tとカウンター3Aの音ハメ。
フリーで4S転倒のあと、ノーミスで滑り切れる胆力。
日本男子には珍しいメンタルだなぁという印象でした。
私は、競技なのだから、戦略を立てて勝利を目指す選手が好きなんです。
羽生くんはSPでは単独の4T、後半に3Aと3Lz-3Tを跳んでました。
後半の1.1倍になる基礎点、難しい入り方からでもらえるGOEで、技術点を高くもらえる構成になってました。
フリーでも、4Sと4Tを前半に、3Aからのコンビネーションジャンプを2本とも後半にという、技術点を積み上げる方法でPチャンさんに対抗していく作戦なのだと思いました。
こういう、勝つために何が必要か考えて実行するの、好きやわー
けど、この試合でファンになってから…
もっと「ここも好き」とか、「あのときは気づいてなかったけど、ここにも惹きつけられたんだな」が見つかる、気づくという楽しさが。
着氷までパーフェクトな4T。
こんなにカッコいいんだー
と、もっと「好き」になるとか。
カウンター3Aの音ハメが素敵。
ジャンプが音ハメされることの快感に震える。
とか。
3Aの高さと飛距離のバランスもめっちゃ好み。
羽生くんの3Aは最高〜とか。
フライングからのスピン、フライングの高さと滞空時間が重力無視してない?(^◇^;)とか。
そんなふうに、後からでも「ここにも惹きつけられた」が出てくるのは…
羽生くんのファンあるあるなのでしょうか?
…………
羽生結弦選手の単独アイスショーは、もしも他のスケーターさんが真似しようと思っても、無理だと思うんですよね。(やらないだろうけど)😅
だからといって、アイスストーリーという枠組みだけをパクって…失礼、模倣したとしても、それを何人かのスケーターさんでやろうとしても、かなり…やはり…無理な気がする…(だから、やらないだろうけど)😅😅
だから、唯一無二のアイスショーになっているのでしょうね。
…………
アイスショーの集客が難しくなった原因のひとつは、EXのような感覚だったからなのかな?と思っています。
EXはいわば試合の余韻の中で行われる後夜祭のようなもの、選手たちも観客も試合の高揚感のままの流れで楽しむから成立しているのではないでしょうか。
観客からも、選手たちへの「よく頑張ったね」という労いやエールがあったでしょうし。
でも、アイスショーはEXではないので…
それだけで見に来てもらえるものにしないといけなかったんですよね。
なのに何だか、EXのような感覚で、主催側もスケーターさんたちもアイスショーを行っていたら…
「試合後の高揚感」のないぶん、盛り上がりに欠けたのかもしれませんね。
…………
羽生くんのアイスショーは、私はTOIは見てないのでわかりませんが、CWWもプロローグもGIFTもRE_PRAYも、それぞれ「アイスショーとして見応えがあるもの」に仕上がっていたのではないかと思っています。
ファンミーティングみたいなCWW、「羽生結弦のこれまで」を辿るようなプロローグ、東京ドームの空間を活かした一夜限りの贅沢なGIFT、ゲーム世界を描いたRE_PRAY。
ノッテステラータはまたちょっと意味合いが違うアイスショーになっているけど、羽生くんがプロになったらやりたかったことのひとつなのでしょうね。
そんな、「試合とは無関係な状況」で、アイスショーだけを見に行きたいと望んでもらえるだけの、ストーリーやコンセプトやクオリティがあるのは…
やはりそれだけの
さまざまな音楽を表現できる、
さまざまなプログラムをストーリーでまとめられる、
どのプログラムもまた見たいと思ってもらえるクオリティを保てる、
羽生くんしかできないのでしょうね。
…………
あれ?
結局のところ、今日も羽生結弦絶賛委員会活動になったような気がする…
(⌒-⌒; )
新プロ妄想とか、
YouTubeのゴリアテとアクアの話とか、
する予定はどこに行ってしもたんや?
ま、まあ、いいかー
読んでくださってありがとうございました。