このところのTV業界とその周辺のあれやこれやを遠くから？眺めていると、無料って怖いなと思いました。
TVは基本的に、NHKには受信料を払わないといけないけど、民放は無料で見られますよね？
BS放送も、NHKには受信料を払うけど、民放には…払ってない気がするんです。
CSだと、有料なんですよね？
あとは、それぞれの配信サービスとか、動画サイトとか、TV以外の業界？の有料のところもあるのでしょうか。
そうなってくると、お支払い義務がある？NHKの受信料以外は、TVの地上波放送って…無料でいくらでも見られるわけなんですよね。
そのあたりで、業界内の人たちが勘違いしていることが多いのかもしれないなと感じました。
人間、金銭の授受があるところに対しては結構シビアになることも、無料のものだと「まあ、タダだしこんなもんか」になってしまうかもしれませんよね。
そういう意味でも、地上波放送って「もしもこの番組が有料だったとしても『見たい』と思ってもらえるか」という視点に欠けたものが、わりと作られてきたのではないでしょうか。
今、思い返してみて、たとえば「1番組1ヶ月¥100」だったとしたら、それでも毎週？毎日？見たいと思うだけのものが、どれだけありますか？
もしくは、録画できなかったけど残しておきたいしまた見たいと思って、円盤化されたら購入したいと望むほどの番組は、どれだけありますか？
おそらく、よほど好きな場合以外、有料なら見なくてもいいと思うものが大半なのではないでしょうか。
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私は、原作が好きで、それが映像化されたときに、途中で「何か違うな」と思って見るのをやめたことが、何回かあります。
原作者がこだわっていたであろう部分が変えられていた場合、それに「納得するだけの理由」を探してしまうので…その理由がわからないと、わかってもさらに納得いかないものだと、もう見なくていいやと思うんですね。
私は物語の世界観にどっぷりと浸るのを好むので、持っていたイメージを壊されたくないんです。
それでも、「こういうのもありかも」という納得が得られるなら、かえって
○原作の素晴らしさ
○原作とは違うけど素晴らしい映像作品
の両方を楽しむことができるので、嬉しいんですが。
なかなかそこまでのものには巡り会えませんね。
今のところ、「まあ、このくらいまでなら及第点かな」と思うもののほうが多いので。
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原作のファンが、最も厳しい目で見ているという典型？σ(^_^;)
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私が、羽生結弦選手を凄いなと思ううちの一つは、音楽やそれに携わる世界観を愛好している方たちから、そのスケートを喜ばれているところです。
羽生くんが世界に名を知られたのはおそらく、ニース世界選手権だと思うんですが。
誰かあのロミオを見て「こんなのロミオじゃない」と言ったでしょうか？
あ、アンチは別です、あちらは何にでも難癖つけるんですから。
初めて世界記録を出したパリの散歩道を見て、「音楽のイメージを壊された」などという原曲のファンがいたでしょうか？
ショパンの愛好家の方たちは、オペラ座の怪人を熱愛してる方たちは、陰陽師のファンの方たちは、プリンスさんのファンの方たちは、久石譲さんのファンの方たちは…
そうです、私が知りたかったのは、フィギュアスケートのファンの声よりも、もともとその音楽(や世界観)をこよなく愛好してる方たちに、受け入れてもらっているのか？ということだったんです。
ロミオとジュリエットなんて、フィギュアスケート界では毎年誰かがやっているものなのかもしれないけど。
シェイクスピアの戯曲を好む方たち、映像化された作品のファンの方たち、使用された音楽を好きな方たちが、どんなふうに見てくださったのかな？というのは、なかなかわかりませんよね。
だから私は、プリンスさんのファンの方がレツクレを喜んで見てくださったことが、とても嬉しかったんです。
…………
私は羽生くんのYouTubeのメンバーシップと、ディズニー+には課金しています。
ええ、羽生くんご本人に課金できるチャンスは逃したくないし、GIFTを観る権利を月額¥1,000…くらい？のお支払いで得ているわけです。
(たぶんよ？¥1,000ちょうどではなかったような気がする…)(^◇^;)
そしてCSのテレ朝チャンネルで放送される羽生くんのオンリーのアイスショーも、それを見るためにCS放送に課金してるんです。
他には…
課金してまで見ているものは、ないような気がします。
あ、大河ドラマはNHKの受信料で見ていることになるんでしょうか？
…………
無料のものは、無料でなくなったときに見るだけの価値あるものを作っているのでしょうか？
そして、有料でも見たいと思ってもらえる方たちに支えてもらえるでしょうか？
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羽生くんのアイスショーが
チケット争奪戦になるのも、
ライブビュー、ディレイビューがあるのも、
世界配信されるのも、
CSで放送されるのも、
それだけの「課金しても見たい」ものを作っているからなのだと思います。
そして、「課金することで支えられて嬉しい」という想いが、根底にあるから…
課金する価値のある、もっと見たいと望む方たちに支えられている、それが「羽生結弦のスケート」なのですよね。
今、フィギュアスケート界は、無料で試合を放送してもらえるうちに、ルールとその運用を何とかしたほうがいいのではないか？と思うけれど。
そこはもう、競技を見ることから離れてしまった私には、関係ないかもしれませんね。
何しろ、
羽生結弦選手
以外のスケートを見るために課金する気はありませんので…
課金してでも試合を見たい方たちに、競技を支えることはお任せします〜
あ、ノッテステラータのDVDは購入します。
オリンピック2連覇同盟のコラボ‼️
なんて素晴らしい瞬間だったことでしょうね。
読んでくださってありがとうございました。