昨日の続きですが、羽生結弦絶賛委員会活動とはちょっと違うかもしれません。
(最終的には羽生結弦絶賛委員会活動になると思うで)
フィギュアスケートが競技として迷走した原因の一つは、芸術的になろうとしたことなのかも?と感じています。
(芸術的になるのがあかんのとちゃうで、なろうとしただけで中途半端なのが問題やったんやないやろか)
スポーツは挑戦するもの、挑戦には失敗がつきものですよね。
(以前読んだマンガに出てきたんや、走り高跳びとか棒高跳びは「失敗して終わる競技」なんやて…優勝してもラストは記録に挑戦するさかい、失敗するまでやるんやて)
フィギュアスケートはオリンピック競技でありながら、失敗に対して寛容ではない、挑戦して失敗するくらいなら無難な構成でノーミスのほうが得点が高くなる傾向は、ずっとあったのだと思います。
(それじゃスポーツじゃなくて芸術…とは言い切れないのが難しいとこなんかも)
アイスショーなどはその傾向がさらに顕著になって、とにかくミスしないことに重点を置いているのではないでしょうか。
(EXやったらまだ、試合後の高揚感もあるから何とかかっこうつくけど…アイスショーはエンタメとして他のショービジネスと競合していかなあかんのに、ちょっと考えが甘いんやない?)
私が思うに、フィギュアスケートのルール自体はそこまで迷走はしてないんですよね。
(採点はかなり迷走してるけどな)
採点競技としては、同じ難易度のものを成功させたなら完成度の高いほうに軍配が上がるのは当然なので、GOEでジャンプの高さや飛距離、入りや出の工夫、音楽との調和が評価されるほうがいいんですから。
(同じ難易度なら見栄えするほうがいい、そして「見栄えするクオリティのエレメンツにするほうが難しい」んやし)
それをとにかくミスしなければGOEを大盤振る舞い、大国の推しにはさらに甘く採点…結果として「ミスしないだけ」のあいえすゆうお気に入り選手たちが上位にいたら、競技として面白くなくなるのは仕方ないことではないかと。
(挑戦でも完成度でも芸術性でもなくて、「無難に終わる」ことに照準をあてた競技…競技なん?)
…………
羽生結弦選手のアイスショー、アイスストーリーでは、6分間練習からの競技レベルのプログラムがあります。
(プロローグではSEIMEI様、GIFTではロンカプ、RE_PRAYでは破滅)
どれも、クワドと3Aが入っている高難度のプログラムなので、挑戦につきものの失敗というリスクも伴っています。
(だから競技のときのような緊張感で、観客も固唾を飲んで見守ることに)
一方で、とことん芸術性を追求したプログラムも、斬新な動きを取り入れたプログラムもあり、さまざまな趣向を凝らした編成になっているんですよね。
(スポーツ観戦派向けが破滅、芸術愛好家向けが春ちゃん、エンタメ堪能したい派にはレミ…)
それでいてアイスストーリーとして、一貫したコンセプトで創り上げているんですから。
(ゲームマニアさんたち、熱烈な解説ありがとうございます)
さて、昨日の続きとしてこれだけは書いておかないと。
(え、これまでも続きやったんとちゃうの?)
黄金に包まれたダイヤモンドのような羽生くんを私はアスリートとして見てきて、プロ転向後はアーティストとしても堪能してきました。
(そのどちらも最高なんやー❣️)
音楽家さんたちの視点では、羽生結弦選手はとっくにアーティスト仲間という意識だったのでしょうね。
(清塚さんがクラシックTVでそう言うてはったし、武部さんとかもそんな感じで接してくれてはる気ぃする)
芸術家は「失敗しないこと」に特化することもあるでしょうけど、それよりももっと「より高みを目指すこと」と表現したいという強い希求があるのではないでしょうか。
(わー、いつもながら、私の芸術論はめっちゃ的外れな気ぃして怖い😨)→あんたわかっちゃいない♪と聞こえるような…(^◇^;)
ANAさんのあげてくださったダンス動画から、ダンス界の方たちがリアクションしてくださってましたが、そういうパフォーマンスをする方たちの視点では羽生結弦選手はどう見えているのか?を知るのも楽しいですよね。
(音楽の取り方、体の動かし方、関節の可動域や体幹の強さへの言及…)
そしてRE_PRAYでは、アイスストーリーのコンセプトであるゲームの世界観をゲームマニアの方たちが語ってくださるという…
(それも、アンダーテール、ファイナルファンタジー、エストポリス伝記Ⅱのコアなファンの方たちが)
それはきっと、ゲームマニアとしての仲間からの視点なのでしょうね。
(その角度から見る羽生くんを私が理解できる日は果たして来るのか?)
そしてまだまだ、見えていない角度からの「羽生結弦のスケート」が、これから先見えるかもしれないんですよね。
(どこまでもついて行きたい、なのにどこまでついて行けるか不安)(⌒-⌒; )
…………
余分なことかもしれないけど、これもちょっとだけ…佐賀での経済効果については、ミュージシャンとの比較で「○○超え」の言葉はあまり使って欲しくないなと思っています。
(「ハニューゴエー」の掛け声に対するアレルギー反応みたいなもんやな)
羽生くんが「超え」たいのは過去のご自身のように感じますし、年間のツアー開催日数が全く違う方との比較は何だか…フェアじゃない気がするので。
(羽生くんのファンが「ゴエー」に拒否反応‼️するみたいな感じで、ミュージシャンのファンの方たちから敵意を持たれてもつらいし)
むしろ、福岡で開催されるらしい「税金を使ったイベント」がそれにふさわしいものだったかどうか?を、羽生くんの単独のアイスショーと比較してもらいたいものですね。
(税金の使い方について精査したい方たち、宜しゅうお願い申し上げます〜)
ツッコミつきの文章におつきあいいただき、ありがとうございました。
(今日はディレイビューで後夜祭?を楽しんではった方たちもいるんやろなぁ〜)🥰