私はたいてい5時起床、23時就寝なので…23時以降に受け取ったお知らせは翌朝見ています。


先週のお知らせ以降、朝、起床したあとすぐにスマホを確認するのが、ちょっと怖くなってました。


また何か、良くないほうのお知らせが来ているのではないか?と…


それを払拭…とまではいかないけど、やわらげてくださったのは…


羽生結弦選手のYouTube動画でした。


朝、起きて最初に目にするのはいつも、卓上カレンダーの羽生くんなんですが。(目覚まし時計の隣に置いてあるので)


スマホで最初に見るのが、羽生くんの新プロって…


私、そんな贅沢な目覚めをするほどの善行を積んだ覚えはないんですが、よろしいのでしょうか?


あ、メンバーシップのお支払いはしてたんやったわー😅


…………


スポーツにおいて、芸術において、ある程度特殊な環境下でないとできないものについては、それを知ることも自分がやってみることも難しい、というものもあるのだろうなと思っています。


水の少ない砂漠などでは、水泳選手になるのは大変だろうなとか。


雪の降らない温暖な地域では、スキーは生涯に一度でも経験する方たちはいないのかもとか。


では、スケートはどうでしょう?


冬場に水たまりが凍るとそこで滑る、なんていうのは…少なくともスケートの競技練習には向かない気がします。


屋内にリンクを作って、そこで練習するのがメインなのではないでしょうか。


通年のスケートリンクがどのくらいあるのかわかりませんが、電力も相当使うのでしょうね。


だからスケートに行くのはお金がかかるし、冬場にレジャーとして行くことがある、くらいまでしか体験してない方たちもいるでしょう。


ある程度「スケートリンクに通える距離」に住んでいるかどうか?で、また、スケートを競技としてやっていけるかどうかも決まってきそうです。


そうなると、フィギュアスケートなどは

○リンクへの距離

○競技をするのにお支払いできる金額

で、かなりの方たちが「やってみたいな」と思っても入口で挫折する、無理だとわかってしまう、という競技なのでしょうね。


サッカーが世界中でメジャーな競技である理由の一つは、ボールがあればどこでも練習できるという部分もあるのではないでしょうか。


うまくなればそれでトップにいける、そうすれば高収入を得られるとなれば、目の色を変えて死に物狂いで練習する方たちもいるでしょう。


そんな中でのトップは、それはもう、本当に「世界のトップ」なのでしょうね。


でも、フィギュアスケートは「競技としてやっていける」環境が整っていないと、難しい…


「やりたい」が直接「やっていく」につながるものではない中で、本当に素質のある選手がこの競技にどのくらい集まってくるのか?は、わかりませんね。


…………


フィギュアスケートは

高難度ジャンプと柔軟性が、

技の難易度と完成度が、

挑戦と芸術性が、

両立していないと見応えがないのに、両立させるのは至難の業。


さらに、世界のトップに立ったらもう、それで満足してしまったりとか。


全員の中で一番になることに汲々として、そのあとまでは考えてなかったりとかで、なかなか「競技の良さ」を知らない方たちにまで伝えられるほどの選手は出てきません。


スポーツなので仕方ないとはいえ、けがのリスクも高いし。


トップ選手として活躍できる期間も短いし。


「これがこの競技のトップだ」と、世界に誇る状況というのも長続きしませんね。


そして、どれだけフィギュアスケート界が「これがトップ」と言っても、広い世界から見ると「見応えあるスケート」になっていたかは、甚だ心許ないので。


まして、オリンピック金メダリストが競技に出場すること自体が少ないと、「そんな凄い選手が出ているの?」と思って見てみようとする方たちも、それほどいないのかも。


…………


そんな中で、

オリンピック金メダリストになってから8シーズン闘い抜いて、

世界初の技に成功したり挑戦したりというワクワクと、

作品としての完成度で見る方たちを魅了して、

また見たいもっと見たい他のものも見てみたいと熱望されるのが、

GOAT羽生結弦選手なんですよね。


容姿端麗、頭脳明晰、清廉潔白で、

自分を高めるための理論を活かして向上に努めて、

音楽に傾倒して表現を磨き、

新たな境地を切り拓く…


身体能力的にも、容姿や頭脳のレベル的にも、これほどの逸材がよくぞこの競技を選んで、上達に邁進してくれた‼️


と、思います。


奇跡はこうして作られている…


目の当たりにできる幸運を噛み締めて。


今日も、羽生くんとその大切に思う方たちの、健康を祈っています。


読んでくださってありがとうございました。