スイッチインタビューでの言葉からあれこれ考えています。
どこまで突き詰めるか?については、物事によっても違うでしょうし、人それぞれなのでしょうけど。
フィギュアスケートをスポーツと思っているか、芸術と思っているかによっても違ってくるのでしょうね。
スポーツであるなら少しでも高い得点、順位を狙っていくのが当然なのかもしれませんが。
芸術であるなら評価される範囲を超えてでも、高めて磨いていくものなのでしょうね。
そういうあたりで、フィギュアスケートを芸術と言ってきたはずの人たちが、その高みを目指す方を正当に評価するよりも、新たなスターを出すことに血道をあげていたのは、残念なことです。
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羽生結弦選手が各方面の一流の方と一緒に、コラボしたり対談したりという交流があるたびに、その方のファンからも好意的に見てもらっているのは、とても嬉しいことです。
それは、羽生くんご自身がその方に対して「好意、好奇心の熱量」を高く持っているからなのではないかな?と感じます。
好奇心といっても、ピンからキリまでありますけど。
羽生くんが知りたいのは、もっと…「その方でないと尋ねても答えてもらえないような、深い疑問」のような気がします。
好奇心というより、知識欲というほうが近いかもしれませんね。
成長のため、成功のため、壁を乗り越えるため、その方がどんな努力をしてきたのか?とか。
本番に向けての調整や、日々のトレーニングや、表現のための極意など…
そういうことを知りたい、理解したいと思っても、ある程度の基礎知識がないと無理なところもあったりしますよね。
でも、羽生くんは幅広い知識と視野があり、さらに深めようとしてるのでしょうから、それを感じた方は力になりたいと思ってくださることも多いのではないでしょうか。
そして、私の個人的な感覚ですが、「好き」と「感謝」は最強‼️だと思うんです。
羽生くんからの好意、知り合えたことへの感謝、素直にそれを受け取るならやはり同じように好意と感謝で満たされるでしょうね。
音楽でもゲームでも、羽生くん関連で盛り上がることは何回もありました。
でもそれは、羽生くんの「好き」の熱量が高いから、受け取ったほうもその熱さの源を知りたくなるのでは?
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フィギュアスケートについてだと、もう、羽生結弦選手は他者との競争や比較はなくても、ご自身の目指す高みへと黙々と進んでいくのでしょう。
他の選手の大半はそうなのでしょうけど、全員の中の1位ならいいというのは、平均以上ならいい、上位何位以内ならいいというのとレベル的にはそんなに差がない気がするんです。
要は受験勉強のようなもの?
でも、本当にトップを走っていきたいのであれば、「大勢の中の1番」よりも遥か先…
険しい未開の奥地へ、道なき道を切り拓いていかなくてはいけないのでしょうね。
羽生くんが今しようと思っているのは、私の勝手な憶測と妄想では、そういう…
「これまで誰もやらなかったこと」だと思うので。
羽生くんが健康で、思い描くスケートができるようにと今日も祈ります。
成功を 祈る心に 満たされて
思い描いた 理想への道
読んでくださってありがとうございました。