独り言です。


私は自分が芸術音痴やてわかっているし、あの素晴らしい東京ドームGIFTを良席で見ることができたなんて、その価値を理解しきれてへんのにもったいないて思うくらいなんやけどな。


美術館なんて行ったかてちんぷんかんぷんやし、伝統芸能かてたぶん途中で居眠りするやろうと思ってるんや。


音楽かて、好きなものしか聴かへんし、知っている範囲がめっちゃ狭いねん。


いちおうピアノはソナチネくらいまで弾いたことあるレベルなんやけど、上級者の演奏の良し悪しなんてさっぱりわからへんのや。


ショパン国際ピアノコンクールの特集をTVで見たときなんて、「こんな上級者のランクづけするの、どうやって???」と思ってたし。


その違いを点数で?順位で?表すのなんて、難しいことなんやろなぁ〜


けど、毎回、ある程度は「納得できない」と物議を醸すんやろうけど、不正で一番上手な方だけが低く評価されるなんてことは、あらへんのやろなぁ〜


知らんけど。(^◇^;)


まあ、どんなものが対象でも、審査するていうのは大変なんやろけど。


私にとっては好きかどうか、また聴きたいと思うかどうか、それくらいしか判断基準がないねん。


それでやね、私は自分のことを「思い込みが強いし、知識が偏っているし、鑑賞してもそれを好きかどうか以外の判断基準を持ってない」てわかっているんやけど。


フィギュアスケートのジャッジて、そういう自覚持ってやってはる人はどのくらい居るん?


あー、もしも「そんな芸術音痴と一緒にされたら困る」というくらい、自分の鑑賞眼に自信持って採点してるて言うんなら、ちょっと尋ねるで?


INの項目の採点を全部、音楽家の方たちに見てもろたらどう思われるか、それについても自信あるんか?(¬_¬)


メトロノームに合わせてソナチネをミスタッチなく最後まで弾けたのと、素晴らしい演奏のハンマークラヴィアやったけど1箇所だけミスタッチしたのと比べたら、ノーミスのほうに軍配上げるようなことをしとったんやない?


あ、北京オリンピック後にはこの項目はなくなったんやんな?


音楽家さんたちからフィギュアスケートのINはおかしいて指摘されるのが嫌で、はずしたんかーい…と、邪推してしもたがな。(ーー;)


けど、前はあったんやし。


トリノから北京までのだけで構わへんさかい、そこをいっぺん音楽の専門家さんたちに見てもらいたいねん。


どない思われるやろね?


…………


ダンスとかも、何ていうか…


それなりに上手いのと、かなり上級者なのと、超一流のとでは、どのくらいの差なんか、私にはわからへんけど。


その道の専門家になら、わかってはるんとちゃう?


だいたい、ダンスとかバレエとか、上級者になると生演奏で踊るものなんとちゃうの?


鑑賞者は一流の音楽を生で聴きながら、その動きの素晴らしさを堪能するんやなかった?


フィギュアスケートみたいに、録音した音源でしかピタリと合わせることができないパフォーマンスて、う〜ん…


表現力として評価されるのかどうか、私には難しいてわからへんわー


…………


GIFTのとき、羽生くんは生演奏とのコラボと、録音音源と、両方ともスケートしてはったと思っているんやけど。


どっちのほうが良かったとか、思っている方はいてはるんやろか?


生演奏でスケートしてはるときに、録音音源と違うさかいにちょっとズレたなぁなんてことは、全くなかったんとちゃう?


むしろ何か…生き生きと、その音楽をスケートで表す喜びにあふれていた気ぃするんや…まさしく、「音を楽しむ」感じやった〜


…………


不協和音て、音楽の中ではどう使われているんかなぁ。


昔は、鍵盤の隣り合った音を一緒に鳴らすと、そういうふうに言うた気ぃするんやけど。


属7…Ⅴ7やったかな、Ⅰで終わる前にはそういう不協和音みたいなものも含まれていたんやなかった?


そやし、まあ、不協和音が全部あかんていうふうには思ってへんのやけど。


羽生結弦選手を低く評価することで、自分たちの利益になるスターを作ろうとする採点は…


ガラスを掻きむしるような不快な音が、

顔の近くで(刺されたくない)虫の羽ばたきが、

通奏低音になってずっと聞こえていたような感じしたんや。


そりゃ、嫌やから逃げ出すがな〜(⌒-⌒; )


それでも見たいと思っていた唯一無二の、素晴らしいスケートする

GOAT

羽生結弦選手

がいたときなら、ともかく。


そんな、測ることもできないくらいにレベルの高い方を無理に低く評価しようなんて。


厚かましいんやー


「そこまで高いレベルのものは評価したことがありません」て言うならまだしも。


知っているフリして、テキトーに採点されるなんて…


冗談は顔だけにしてや。


独り言におつきあいいただき、ありがとうございました。