芸術と、芸能・娯楽・エンターテイメントとの差はどこに?


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伝統芸能と言われるものでも、最初からその素晴らしさが認められていたのではないのでしょうね。


歌舞音曲は、特別なときに特別な場所でするものだったり、支配階級の楽しみだったり…


庶民がそれに触れる機会は限られた場所、時間だったのかも。


その中でも、音楽は録音できるようになって、映像も録画できるようになって…


今ではTV、DVD、配信などでフィギュアスケートも多くの方たちに鑑賞してもらえるようになりましたよね。


ありがたいことです。


昔の作曲家さんで、「これは自分にしか演奏できない」という、難曲を発表した方たちもいらっしゃったようですし。


羽生結弦選手のスケートも、「これは羽生結弦にしかできない」プログラムを作っているのかも?


なーんて考えると、妄想してもそのさらに上のものを見ることになりそうです〜


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エンタメと芸術との差は私にはよくわからないけど、後世に残したいと多くの方たちが望むもののほうが、芸術なのかな?と思います。


小説でも、マンガでも、映画でも、ドラマでも、アニメでも、最初は「自分の創作したもので喜んでもらえて嬉しい」から始まっているのではないでしょうか。


それこそ最初は、既存の、もうある程度価値が認められているものよりも下に見られていたのかもしれませんが。


娯楽性が高い、こんなものはすぐに廃れる…と言われていても、残っているものはあるんですよね。


マンガもアニメも、今や日本文化の担い手になってますし。


流行歌は懐メロになってますし、人気のある映画やドラマはDVD化されたり何度もTV放送されたりしてます。


ですが、中には…


超大作‼️だのと言われていても、それほどじゃないものとかもあったりしませんか?


総制作費ばかりとんでもない金額になっているのに、う〜ん…私の感性には合わないのかも…どこがいいのかよくわからないなぁ…


キョロキョロ


というものも。


勝手な思い込みかもしれませんが、作る側の熱意が、違う方向に行ってしまうとそうなるのかも。


評判、収益、賞のノミネート、そして「後世まで残る芸術作品」になること。


それは、目指すのが悪いわけじゃないのでしょうけど、まずはより良いものを作って、楽しみに待ってくれている方たちに喜んでもらえる作品に仕上げるほうが先なんじゃないかな?と。


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フィギュアスケートでいうなら、エレメンツのより美しい実施、プログラム全体の表現、それを大事にしないことには如何とも…


できていることと、できていることにしてもらっているけどさほどじゃないこととの差は、スケート界で点数を操作している人たちが考えている以上に、大きいのだと思います。


それが各エレメンツで、1つ行われるごとに差が開いていくのであれば。


プログラム全体の完成度、そして、魅力はどれだけの差になることでしょうか。


まして、そのプログラムの世界観は…スケーターさんご本人の確固たる「このように見せたい」というイメージがあって、それを可能にする技術がなければ…世界観そのものが構築されることもないのかも。


羽生くんのスケートが他を圧倒してる部分はいくつも挙げられますが、中でも、その世界観に引き込む力量は別格だと感じるのは、イメージと技術の双方が高いレベルにあるからなのではないでしょうか。


だからその、「羽生結弦のスケート」を見ている時間は、鑑賞者の魂が異次元を彷徨っていたかのように感じるんです。


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羽生くんは、ファンの喜ぶものと、ご自身の追求したいことと、どちらも手放す気はないように思います。


ファンの望むものを提供するのはエンタメ方向、ご自身の目指すものは芸術方向、とまでは言わないにしても。


現在の多くの人に好かれるものでなければ生計を立てていけないし、そちらにばかり偏ると時間の流れの中で淘汰されてしまうかもしれないし。


(^◇^;)


後世に残したい、伝えたいと思われた芸術の中でも、それができた幸運なものしか現代に残っていないのでしょうから。


羽生くんのスケートなら、時の洗礼を受けても残るものになるだろうし、100年後の、1,000年後の人類が見ても素晴らしいと思われるはずです。


そして、これまでの芸術家の方たちの中には、当代の人たちに認められなかったという方もいらっしゃるので。


私(たちファン)は、あいえすゆうやすけれんのクソバカどもが認めるものよりもこれが私たちの「後世に残したい芸術」…「羽生結弦選手のスケート」だと、伝えていきたいですね。


100年後の世界で、「これほどの素晴らしいものを自分たちの利益のために認めまいとしたバカどもが、まだその頃には存在していた」…などと、あいえすゆうが言われるかも?(^◇^;)


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一夜限りの、ファンに向けた最高のエンタメでありながら、後世に残したい素晴らしい芸術作品

GIFT

を創り上げた羽生くんが…


これからどんなふうに、その活動をしていくのか見ていけるのは幸運ですね。


私たちはリアルタイムで、欲ボケ組織に迫害された美しい芸術家が活躍している時代にいる…


おねがい照れラブ


読んでくださってありがとうございました。





向かない…

向かないわー

私が芸術について語るなんて無理無理無理無理〜

…あー、肩凝ったぼけー