組織の力を自分の力と思う人がいますよね?


羽生くんは逆に、

オリンピックの注目度、

試合の高揚感、

ハラハラドキドキ💓の緊張感からくる観客の研ぎ澄まされた集中力、

そんな中で訪れたマジカルモーメントへの喝采…


といったものを「自分の力」とは思わないようにしてると感じました。


それはあくまで、競技の枠の中で得られたものとして。


フィギュアスケートの試合でしか得られないものとして。


…………


競技のもつ力を自分(たち)の力だと思う輩は、フィギュアスケート界にはあちらこちらに蔓延っているんですけどね。


スターは作れると思い込んであれこれ画策する連中とか、そのために恣意的採点を横行させるとか、(全く必要のない)アワードをやろうとか。


それで結局のところ、競技の魅力そのものを激減させてしまって、観戦者が大幅に減少してしまうという事態に。


誰得?と思います…


…………


国内に目を向けると、あらまあ🙄…


3カテゴリーで優勝して、フィギュアスケートは黄金時代?キョロキョロ


ものは言いよう…


その戦力があったのに国別対抗戦で優勝できなかったなんて、あとの1カテゴリーがよっぽど足を引っ張ったのかしら〜


この数日で、Dさんたちが引退とか言っていたようですが。


そうなってようやく、西山くんの新たなパートナーが発表されたんですね。


これまでずっと、うたしんのときも、あゆしんのときも、もっとサポートされていればと思ってましたが。


北京オリンピック直前の四大陸選手権とか、日本からは他にも出場できるはずのカップルもいたはずなんですが。


何故か補欠扱いでしたよね〜


あのとき、Dさんたちカップルのライバルになるかもしれない選手たちを出すのは、したくないんだなと思いました。


せっかくオリンピック直前の、各国主力が出場しない穴場の四大陸なのに、自国からDさんたちのメダル獲得の邪魔になるかもしれない選手たちなんて出すのはやめとこうってか?


…………


フィギュアスケート界の盛り上がりは、ある程度下火になるときもあったのでしょうけど、それでもオリンピックになれば新たなメダリストやスターが出てきたりして、また盛り上がってきたりしたのかもしれませんね。


そんな中で、ソチオリンピック以降の8年間は、羽生結弦選手が「オリンピック金メダリストとして」試合に出場してました。


全部が羽生くんお一人の力だったとは言わないけど、ソチや平昌の金メダリストが他に何人もずっと試合に出ていたわけじゃないので…


そして、あいえすゆうやすけれんがどう思おうとも、「オリンピック金メダリスト」が出るとその試合の格が上がるんですよね。


2014年の中国杯、2018年のGPSフィンランド大会、どちらも「直近のオリンピック金メダリストが今シーズンのGPSに出場」するのでなければ、あんなに注目されてなかったのでは?


オリンピックのメダルは、特に金メダルは、1人に独占させたくないというのは単なる「金儲けしか考えてない卑しい人間」の発想です。


オリンピックの成績は、持ち回りで与えられるものでも、金儲けに都合の良い選手に与えるものでもない、スポーツの結果としてそれぞれの選手(や、団体)が獲得するものでしょう?


まして、金メダリストの人気を「フィギュアスケート界の中に属するもの」と定義して、金メダルを他の選手に与えたらそちらに移行するものという浅はかな考えは、どこから来たのでしょうね?


…………


私は、Dさんには「引退の花道として日本開催の世界選手権」が用意されていたのだろうなと思ってました。


2011年には東日本大震災で開催できなくなり、代替地はロシアだった気がします。


2014年にはDさんは直前で欠場しました。


(余談ですが、あのとき補欠からの出場になった小塚さんは「2週間で調整できたなんて凄い」と言われてましたが、それよりも短い期間で調整しなければならなかった佐藤くんには、そういうあたたかいコメントがあったのでしょうか?)


2019年にはさすがに、クワドも跳べないような男子シングル選手として出場しても、「以前より落ちたなー」としか思ってもらえなかっただろうし全日本で良くても出場するつもりではなかったのでしょうね。


けれど2023年は、やっと?「日本開催の世界選手権」(と、おまけの国別対抗戦)で引退の花道を飾ったのかも。→見てないので、どんなだったのか知りませんが。


そこまで至れり尽くせりしてもらえていいですねー(棒)


…………


そしてふと気づいたら、日本国内のカップル競技者は…


盤石のりくりゅう以外は、枠があっても世界選手権にも出場させられるペアがいない。


私生活でもカップルの小松原さんたち以外のアイスダンスカップルが、ほとんどいない。


という、「かな○いのおかげで〜」(日本のカップル競技、アイスダンスが良くなった)という言葉とは裏腹に、カップル競技冬の時代に逆戻り。


(冬の競技だからといって、冬の時代にしていいんか?)


どうするんですか、これ。ガーン


そして出てきた、「3カテゴリーで優勝、黄金時代」という、謎の「だから盛り上がってます」的な印象操作。


あ、私は、りくりゅうと花織ちゃんの快挙は喜んで祝福してますからね〜


…………


「あなたのおかげで助かりました」という言葉は、麻薬のようなものです…


というセリフが、以前見ていたドラマの中でありました。


「かな○いのおかげで…」という、Dさん持ち上げのキャッチコピーを使うために、どれだけ無理くりのやり方を押し通してきたんでしょうね。


そして、Dさんには、フィギュアスケート界からのおこぼれはいくでしょうけど、羽生くんのファンからは(ほぼ)何も得られないだろうと思います。


あいえすゆうの力、すけれんの力とは別のところに。


巨大勢力

羽生結弦選手

ファンダム

があるので…


その力を使えるのは、羽生くんお一人のみ。


読んでくださってありがとうございました。