フィギュアスケート界の迷走はどこから始まったのか?と考えると…


現役の選手たちでもアイスショーに出られるようになった、試合でも賞金をもらえるようになった、そのあたりからプロとアマの境界が曖昧になってしまったのかな?とか…


そもそも各国の思惑や駆け引きがあったんだよなーとか…


もともと貴族のスポーツだったとしたら、ことの始まりから依怙贔屓や忖度があったのかもとか…


そこまで遡るんかーいということに。(ーー;)


けど、そうすると、もうこれは一度解体して最初から作り直さないことには、どうしようもないのでは?


このあと冬季オリンピックを控えているイタリアには申し訳ないけど、今からではミラノ五輪までには間に合わないでしょうね。


まあ、それも、トリノのパラベーラという誘蛾灯で羽生くんを引っ張り出しておきながら、どういう人選やったんや?というジャッジの顔ぶれで良くないことにちょっとでも加担した因果があったのかも?


…………


昨日のブログで、羽生くんがプロ転向してようやく「プロスケーター羽生結弦選手>>>>>>>>>>>>アマチュア選手たち」という図式になった、と書きましたが。


あ、>が増えている?


え、でもまだ足りない?


(⌒-⌒; )


いやー、実力の分で>を書こうとしたら、ページが終わってしまうので〜


てへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろ


とにかく、これでやっと「プロのほうがアマより実力が上」という、健全な競技に少し近づいたわけですね。


フィギュアスケートではプロとアマの境界が曖昧な上、何故かアマの試合の優勝者が最上位という位置づけになってましたから。


これを是正しないことには、何も始まらないのかも。


…………


その図式の根本的な原因はいくつかあると思いますが、その現状に乗っかって暴利を貪ろうとした輩がいたのも問題をややこしくしたのではないでしょうか。


また、各国の見栄とか指導者の名誉とか、そういうものも絡んできてましたから。


ただ、プルシェンコさんも以前おっしゃってましたが、金メダルを取るとすぐにやめてしまう選手が多いんですよね。


確かにもう、それがあるだけでアイスショーでは最上位の待遇を受けられるという保証がされるなら、無理して試合に出続けることも、きつい練習や節制に耐えることもしたくないと思うのでしょうね。


ごく一部の、心からスケートを愛し、自身の上達を望んでいる選手以外は。


…………


スケーターさんたちは狭い範囲の常識しか知らないで成人することが多いのかな?というのも、感じてました。


フィギュアスケート界では「同じカテゴリーで同年代の中でトップ」になれば、金メダルを取ることはできるかもしれません。


でも、プロスケーターになったら、金メダリストという肩書きだけで生きていけるわけじゃないでしょう。


アイスショーはチケット代が高額ですから、それに見合う満足感を提供できないといけないんです。


また、フィギュアスケート以外の表現を学んだり、広い視野を持つことも大切でしょうし、別の分野からどう見られているかの視点も必要になってくるのでは?


なのにいつまでもアマチュア気分で、「観客は保護者会のようなものだからいつもあたたかく見守ってくれる」とか、「フィギュアスケートはお金がかかる競技だから応援のために高いチケット代もファンは出してくれる」という認識でいては、プロとは言えませんよね。


また、どうしてもアマチュア選手として(失敗しようが調整不足だろうが)あたたかい目で見てもらいたいと思うのであれば、アマチュア選手らしく、自身(か家族、保護者)が出演させてもらう対価を支払えばいいんです。


たいていのアマチュアの競技では、そうしてると思いますよ?


フィギュアスケートもそうすれば、たいして上手でもなく伸びしろもそんなにない選手がいつまでも現役でいたいだのとほざいて、年齢的にも経済的にもできることが限られてきて、淘汰されるのではないでしょうか。


代わりに、見どころのあるスケーターさんたちには、無能で依怙贔屓ばかりのすけれんにばかりサポートさせておいても埒があかないから、試合やアイスショーで見て応援したい選手へのクラウドファンディングがすぐにできるように、手続きを簡略化するなどの配慮はしたほうがいいかもしれませんね。


…………


どうしてもスケーターさんたちは、その狭い範囲の中での1番になりたいという気持ちが強いようで、だから、他の競技や芸術やエンタメと比較してどうなのか?よりも、「フィギュアスケートの自分のカテゴリー」にこだわるんでしょうね。


まあ、そんなに1番になりたいのであれば、「あなたが1番素敵」と言ってくれる相手とイチャイチャひっついとれば?

そういえば、そんな感じの世界王者がいてるの?

ずっとパートナーに褒めてもらわないとやる気にならない感動の?11位さんとかも?


GIFT後の世界は、常にあのレベルと比較されると思いますよ?


ノッテステラータは、一貫したコンセプトのもとにプロ意識のあるスケーターさんたちが集まってましたし、体操の内村さんとの「オリンピック2連覇同盟」によるコラボもありましたから、満足度が高かったんですが。


SOIはどうでしょうねー


せめて、観客が「自分がなんらかの被害を受けるかもしれない」とか「嫌な思いをさせられる可能性が高い」などという心配なしに、安心して見られるアイスショーであって欲しいものですね。


読んでくださってありがとうございました。