オタ活、推し活は、誰のためにするのか?という話です。


まあ、その推しがどういう存在なのか?によっても違うのでしょうけど。


二次元キャラとかゆるキャラ、芸能人、アスリート、身近な相手…


この際、実在する人物だけに絞ると、その推しとの関係性がどんなものなのかによって変わってきますよね。


さらに、相手が自分を個人的に認識しているかどうか?でも、違うと思います。


学校や職場のアイドル的存在を推しているのと、芸能界のアイドルを推しているのとでは、全然違うのではないでしょうか。


…………


羽生結弦選手は、アスリートでアーティストです。


ファンになって推し活していても、自分を認識してもらっているなどというファンはほとんどいないでしょう。


たま〜に、近所の方とか同級生の親とか、いないわけじゃないでしょうけど…


ここまで人数が増えると、個人的な知り合いは割合としてはかなり少ないものと思います。


そうなると、自分は知っていて好きになって推し活しているけど、相手からは知ってもらっていないという状況がずっと続くんですよね。


もちろん、ファンレターを出したり、SNSで愛を叫ぶことはできるでしょうけど…


それだけじゃ物足りなく感じるのだとしたら、それはきっと何かが違うんでしょうね。


誰のためのオタ活、推し活なのか?というあたりで…


自分のためなら、推しが何をしていても関係なくなったりとか。


相手のためなら、自分の生活を疎かにしてしまうとか。


何か、破綻する原因がどこかにあったのではないでしょうか。


…………


人間関係は、一方通行ではいずれ行き詰まってしまうのかもしれません。


私が羽生くんを応援していて長続きさせようと思うなら、自分の生活に無理があるようなやり方ではいけないのでしょうね。


今、羽生くんのファンが増えているのも、一方通行ではなくて循環しているからなのではないでしょうか。


見たい⇔見て欲しい

見て良かった⇔見てもらえて嬉しい

素晴らしいものを見せてくれてありがとう⇔応援してくれてありがとう


羽生くんのファンの場合、さらに被災地支援というものも含まれますよね。


グッズなどを購入することで支援までできて嬉しい⇔購入に感謝⇔支援に感謝


こんな素敵な循環に入れて、自分のオタ活が誰かの役に立っているなんて、ファンになって良かったなと思います。


…………


もしも羽生くんのファンの方たちの中に、推し活を続けられなくなった方がいたとしたら、それは自分のためだけの推し活だったからということなのかもしれませんね。


それでも、その方が他人に迷惑をかける生き方をしていたのに、ファンになって真っ当な生き方をするようになったのであれば、それだけでもその推しの「良い方向への影響力」はとても強かったのだと思います。


普通は、悪い方向への影響はすぐに出てしまっても、悪い方向に行っている誰かを良い方向に向かせるのは困難ですから。


それはもう、保護者、教師、警察、保護師、刑務官、弁護士、カウンセラーといった方たちがどれだけ熱心に向き合っても、世の中から犯罪者はいなくなってませんもの。


そして、堕落への誘惑はいつでも現れるし、それに流されてしまうのはとても容易いでしょう?


勉強なんてしなくてもいいと言われるのと、勉強をしたくなるような気になるのと、どちらの影響が強いですか?


苦手なことは見えにくいところでちゃちゃっとやればいいと言われるのと、できるようになるまで努力する方を目指すのと、どちらが簡単にできますか?


ちょっとずるいことをして儲けるのと、地道にコツコツ貯金するのと、どちらをやりたいと思いますか?


たいていのまともな方なら、真っ当なほうを選びたいと思っているはずなんです。


でも、一度その真っ当なほうからはずれてしまったあとで軌道修正するのは、困難なことでしょう?


ええ、私だって、食事にはもっと気をつけないといけないと思いつつ、すぐに美味しいものの誘惑に負けてしまうんですから。(ーー;)




あかん、あかんがなー


そんなん言われたら、ついひとくち…ふたくち…全部食べてしまうがな〜(^◇^;)


…………


失礼しました。


私はクリスチャンではないので、罰当たりかもしれないけどついこう思ってしまうんですよね。


迷っている一頭の羊よりも、残りの羊たちに目を向けて欲しいと。


羽生くんはアスリートです。


スポーツにはどうしても、応援したいと思うような好みの個人差があります。


私なら、向上心を持っているアスリートが好きなので、羽生くんがご自身のスケートを高めていく姿勢に惹きつけられます。


何かの技が好きとか、試合に出て勝つところが見たいとか、好きなプログラムを見たいとか、ファンにはそれぞれの思いがあるでしょう。


そして、大多数のファンが喜んでいるときに群れからはぐれていくのであれば、それは…


離れるときがきたのだということなのでは?


それでも、もしもそのファンが羽生くんを推しに選んで推し活したことで真っ当な生き方になったのなら、それは消えません。


…………


ところで、羽生くんがご自身の幸せを削ってしまったら、どうなると思いますか?


受け取る側のファンの幸せも削られてしまったりとか。

削られた幸せを拾って返そうとするとか。

代わりに私の体脂肪を削ります〜と叫ぶとか。


そんなふうになりそうですね。


だから、羽生くん〜❣️


削ってしまう幸せが「ひとくちどうぞ」と言われたチョコレートを食べるのを我慢する、くらいのものであればいいなと思っています。


けど、ほんまは、チョコレートを我慢せなあかんのは私のほうなんやー(~_~;)


読んでくださってありがとうございました。