苦しいときに頑張って支えたのは、誰だったのか?


私が日本女子たちに甘いのは、そのあたりのこともあるのかも。


ソチオリンピックの次のシーズン、日本女子たちの中には誰も世界選手権のメダリストがいませんでした。(村主章枝さんがいつ引退なさったのかわからないんですが…もしもこのとき、まだ現役続行していたなら、彼女は世界選手権メダリストですね)


世界選手権で優勝したことのある浅田真央さんはハーフハーフ休養中、同じく優勝したことのある安藤美姫さんは引退、メダリストの鈴木明子さんも引退。


試合に出場する選手たちの中で一番実績があったのが村上佳菜子ちゃんで、四大陸選手権優勝とGPFメダル獲得。


それで佳菜子ちゃんに期待がかかっていたわけですが、う〜ん…


GPFに出場できたのは本郷理華ちゃん、世界選手権でメダリストになったのは宮原知子ちゃん。


翌シーズンの出場枠3を持って帰れたのも、知子ちゃんが2位、理華ちゃんが6位だったからですよね。


こういう、苦しいときに頑張って支えた選手たちのことは、今でも覚えています。


そして、2014年全日本選手権での、この2人のノーミス対決も。照れ


この2人がノッテステラータに出演してくれる…


嬉しいです😊〜❣️


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思えば、日本女子たちはそうやって、苦しいときを支えてきたというのがあるんです。


2017年の世界選手権は知子ちゃんが欠場する中で厳しい闘いを強いられ、それでも出場3選手(三原舞依ちゃん、樋口新葉ちゃん、理華ちゃん)で2枠は持ち帰りました。


2018年は、オリンピックの代表の座を逃した新葉ちゃんが、知子ちゃんとW表彰台で3枠を取り返しました。


2021年は坂本花織ちゃんと紀平梨花ちゃんで、ギリギリのところを踏ん張って3枠確保してくれました。


どんなふうに日本女子たちが「苦しいときを支えた」か…


それを見ていたら、妙に誰かを無理にスターにしようなどということが、いかに無駄なことなのか?と思うんですよね。


彼女たちの頑張りをそのまま伝えてくれるだけでいい。


そうしたら応援したいと思うんですから。


今シーズン、舞依ちゃんが調子が良くて嬉しいですね。おねがい


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男子選手たちの中で、私がUくんに対してよりもDさんに対してのほうが引っかかるものを感じるのも、そのあたりなのかも。


2015年世界選手権で男子は枠を2に減らしてしまいました。


まあ、これはすけれんの読み違えがいくつも重なった結果だと思います。


○羽生くんに全日本選手権に出場するように要請した(世界選手権出場を盾にして?)→尿膜間遺残症の手術からの復帰戦が世界選手権→2位で終わる

○町田樹さんが引退→前年度の世界選手権2位の選手がいきなりいなくなる

○小塚崇彦さんの不調→全日本選手権だけ良くてもなー、世界選手権で発揮できないことには如何とも→12位

○無良崇人さんの不調→GPSで優勝したのにそこからGPF、全日本選手権、世界選手権と、だんだん下降するのやめてー→16位


そういうことがありましたからね、しかもそれで羽生くんのせいにされたのでムキームキームキームキームキー


まあ、2016年の(あの悪名高い)ボストン世界選手権で、宇野昌磨くんが7位になってくれてホッとしましたから。


あの3枠確保に協力してくれたのが大きかったので、私も、引っかかるところは多々あったけど、2017年国別対抗戦までは(羽生くんのついでに)応援してましたから。


その後、世界初成功と言われていた4Fがちょろまかしジャンプとわかって、そこで堪忍袋の緒が切れたので…結構我慢強かったんだな、私…当時宇野くんが未成年だったこともあるかなー…子どもには弱いんやわー


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日本のすけれんの迷走ぶりは、選手たちをサポートするのではなくて、「スターにするためにどこまで推すか」をその選手によって変えていたのが問題だったのだと思います。


イチオシ、とりあえずオシ、どうしようかな状態、イチオシにとって邪魔な存在、というふうなランクづけ?があるみたいな感じで。


イチオシがDさんからUくんに、これは、ソチオリンピックシーズンで交代というあたりでしょうか?(Dさんが復帰してアイスダンスに転向してからは、カップル競技のイチオシはDさんたち)


とりあえずオシは2014〜15シーズンの佳菜子ちゃんだった気がします。


次のスターになるならそれでよし、無理なら誰か出てくるまでの中継ぎという感じで。


どうしようかな状態が平昌オリンピックシーズンの女子に対してで、スター候補を送り込むか実力勝負か決め手に欠ける…


それで、イチオシにとって邪魔な存在が羽生くんだったのかな?と。


そこからのレッテル張りがあったように思うんですよね。


2015年GPFで、羽生くんは330.43の世界記録を更新しました。


なので私は、この試合までは採点はまだまともだったと思っていたんです。


けど、よく考えたら、男子には(特にフリーでは)かなり甘い点数がついていた気がするんですよね…


全員が良かった、それはいいんですが。


Uくんの得点が190点台…これ、かなりの高得点ですよ?


ソチオリンピックシーズンのDさんのベストスコア、世界選手権での町田さんのパーソナルベスト、どちらも190点には届いてませんもの。


羽生くんの「点数の壁粉砕」で感覚が麻痺してしまったけど、それまでの世界記録は196.75(2013年Pチャンさん)で、2015年NHK杯より前に190点以上を出したことがあるのは、そのPチャンさんと羽生くん、四大陸選手権優勝時の故テンさんだけだったんですから。(間違っていたら教えてくださいね)


あいえすゆうとすけれんが、懸命に?羽生くんに対抗できる選手を出そうとしていたのだなと、それはもう2015年GPFからだったのだなと、今さらながら気づきました。(ーー;)


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スターを作ろうなんてしないほうがいい。


ケガや病気を乗り越えて栄冠を掴んだ選手たちには、みんなが喝采をおくる。


国の屋台骨を背負って闘う姿には感銘を受ける。


良かったときには高得点で喜び、それを見ることでファンも嬉しくなる。


悪かったときの悔しさも、次への糧になる。


そういうのが見られるのが、スポーツの醍醐味なので。


すけれんのオシかどうか?なんてファンが考えなきゃいけない競技であって欲しくない。


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けどなー、もう何年も、あいえすゆうには採点方法を公正なものにしてくれーて言うてるのになー


今さら改心するなんて、ないやろなー


まあ、金の切れ目が縁の切れ目?


観戦者も視聴者もごそっと減って儲からなくなったら、ちょっとは考え直すやろかなー?えー


読んでくださってありがとうございました。